
中国・深圳市のあるホテルで、シャワー中にシャワーヘッドから糞便と思われる異物が出たとの主張が上がり、物議を醸している。9日、中国の紅星新聞によると、20代の女性3人が8日午後、深圳市のホテルに宿泊中、シャワーヘッドから正体不明の物質が噴出したとSNSで公表したという。
被害を訴えた女性らによれば、最初の女性がシャワーを済ませた後、2人目の女性がシャワーを浴びようとした瞬間、シャワーヘッドから悪臭を放つ異物が飛び出したという。彼女らは、この物質が人間の糞便ではないかと疑い、動画とともにネット上に投稿したことで騒動が拡大した。
ホテル側は謝罪の意を示し、初日の宿泊費免除と追加1泊無料を提案したが、女性らはこれを拒否した。500元(約1万355円)の賠償と病院での精密検査を要求した。しかし、ホテル側は異物の正体が確認されていない状況での過度な要求だとし、これを受け入れなかった。その後、女性らは警察に正式に通報した。
ホテルは問題のシャワーヘッドを証拠品として保管しており、今後の異物検査など捜査手続きに積極的に協力する姿勢を示している。ホテルの支配人は、当該客室には前日にカップルが宿泊したが特に異常の報告はなく、退室後の掃除と客室点検も通常通り行われたと説明した。一方、現地警察は現在この事件について捜査中であると明らかにした。
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