韓国の光州市の貴金属店で高価な貴金属を盗んだ10代の容疑者2人が警察に逮捕された。
彼らは金のネックレスとブレスレットを盗んで逃走した。盗難品の価値は時価で3,000万ウォン(約317万4,600円)を超えるという。

8月28日のYTN報道によると、事件は貴金属店の店主が客に金のネックレスを試着させている際に発生した。
店主が鏡を取りに行った隙に、一人は盗んだ貴金属を身につけたまま逃走し、もう1人は慌てたところを店主に取り押さえられた。
被害に遭った貴金属店の店主は「最初は冗談だと思った。逃げる様子を見て、友人同士のいたずらだろうと考えたが、自分も驚いた」と当時の状況を説明した。
年齢を偽った運転免許証など計画的犯行
特に注目すべきは、犯行前に10代の容疑者が自身の年齢を偽るため、運転免許証まで提示したことだ。
貴金属店の店主は「運転免許証を確認したところ、ちょうど20歳を少し超えたくらいだと判断した」と述べた。彼らの幼い外見に疑いを持った店主に運転免許証を見せて身分を偽った状況が明らかになった。
警察は通報を受け、迅速な捜査の結果、逃走した容疑者も含めて全員を逮捕した。盗まれた金のネックレスとブレスレットも全て回収した。
犯行に加担した容疑者たちは、生活費を工面するために貴金属を盗んだと供述しているという。
警察関係者は「彼らの話では1週間前に知り合ったとのことだが、共謀の疑いがあると見ている」と説明した。
警察は、事前に綿密な計画のもと犯行を実行したとみて、役割分担などの詳細を調査中だ。
現在、2人は帰宅措置されており、特殊窃盗の容疑で立件され、近日中に追加召喚される見込みだ。
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