
深夜、建物に放火した50代男性が検察に送致された。韓国の江原道原州警察署は一般物件放火の容疑でA容疑者(51)を最近送致したと23日明らかにした。A容疑者は7月26日の午前2時30分頃、原州市台庄洞の2階建て建物に放火した疑いがもたれている。
当時、夜間パトロール中の警察官らが建物前で炎が上がっているのを発見し、パトロールカーに積んでいた消火器で初期消火を行った。韓国警察庁のYouTubeチャンネルに投稿された当時の警察撮影映像には、急いで消火する警察官の傍らで、服を全部脱ぎ捨てた状態で立ち、それを見守るA容疑者の姿が映っていた。A容疑者はラバーコーンやゴミ、自身の衣服にも火をつけて燃やしたことが確認された。
現場で逮捕されたA容疑者は「ただ退屈だったからやった」と供述したという。当時、建物2階では60代夫婦が就寝中で、火が大きくなっていれば人命被害が出かねない危険な状況だった。警察は当該夫婦を避難させ、被害は発生しなかった。警察はA容疑者の精神疾患歴を確認し、緊急入院措置を取った上で事件を検察に送致した。
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