
太り過ぎのため自分でグルーミングができなかった猫が美容を受け、思わぬ姿を見せて話題となっている。
英国のペット専門メディア「ワミズ」によると、肥満猫「ピース」は衛生上の理由で毛を刈られた結果、隠れていた愛らしいお尻が現れ、飼い主の笑いを誘ったという。
ピースはかつて保護施設で暮らしていたが、数年前にバーナビーの義理の両親に引き取られた。たっぷりの愛情を受ける一方で体重は増え続け、腰回りが物語るように健康面や衛生面に問題を抱えるようになった。太り過ぎによって届かない部分が増え、グルーミングも不十分になっていた。

その後、家庭の事情でピースはバーナビーの家族に迎えられることに。家族は減量の必要性を理解し、ダイエットフードと厳格な食事管理を続けてきたが、体格のせいで衛生面の問題は解決できなかった。
最近の健康診断で、獣医師から後ろ脚まわりの毛を刈る「衛生カット」を勧められた飼い主は、その下に何が隠れているのか想像もしていなかった。だが美容の結果、ピースには意外なほど大きくピンク色のお尻があったことが判明。

「見た瞬間に笑いがこみ上げた。驚いたけれど笑わずにはいられなかった」とバーナビーは振り返る。
幸いピースは突然の変化に動揺することもなく、寒さを感じる様子もない。むしろ快適になり、動きが活発になったという。今では風通しの良い後ろ姿で新しい暮らしにすっかり馴染んでいる。

SNSでは「かわいすぎる」「健康そうで何より」といった声が寄せられ、ピースの後ろ姿は人気を集めている。
飼い主は「あと少し体重を減らせば自分で全身をグルーミングできるようになるだろう。とはいえ、このお尻が見えるのも悪くない」と笑いながら語った。

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