
酒類・飲料メーカー大手「アサヒグループホールディングス」がサイバー攻撃を受け、国内全工場の操業を停止した。
アサヒグループホールディングスはサイバー攻撃によるシステム障害が発生したと発表した。これにより、国内での酒類、飲料、食品の受注および出荷が停止し、国内30か所の工場の生産も一時的に中断されている。
同社は同日の午前7時頃にシステム障害を確認したと明らかにした。コールセンター業務も影響を受け、対応不能になっている。生産設備システムへの被害や海外事業への影響は、現時点では確認されていない。顧客データや従業員の個人情報などの外部流出も確認されていないと同社は説明した。
アサヒグループの関係者は、復旧に向けた調査と対応を進めているが、復旧時期はまだ不明であるとして、「顧客と事業パートナーにご迷惑をおかけし、心からお詫び申し上げる」と述べた。さらに「システム障害は国内の運営に限定されている」と明らかにした。
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