
アラブ首長国連邦(UAE)ドバイが、世界で最も高価なコーヒーを販売した都市としてギネス世界記録に認定された。
ギネス世界記録によれば、ドバイ中心部のコーヒーチェーン「ロースターズ」本店で提供されたスペシャルティコーヒーが、1杯2,500ディルハム(約10万643円)で販売され、世界で最も高価なコーヒーに認定された。
このコーヒーには、パナマの「ハシエンダ・ラ・エスメラルダ」農園で栽培されたゲイシャ種コーヒーが使用され、世界で最も希少かつ高価な豆の一つとされる。
抽出にはV60と呼ばれるV字型ドリッパーが用いられ、提供は日本の伝統工芸品「江戸切子」のクリスタルカップで行われた。
さらに、注文にはティラミス、チョコレートアイスクリーム、特製チョコレート片が添えられ、いずれにもゲイシャ種コーヒーが使われた。花の香りと熱帯果実の風味が特徴だ。
ロスターズのコンスタンティン・ハルブズ最高経営責任者(CEO)は、「記録はチーム全員の献身的な努力の成果だ」と述べ、「ドバイが最高のコーヒー体験を提供する地として地位を固めつつある」と語った。
ロスターズはドバイで創業し、現在はUAE全域で11店舗を展開している。
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