
最近、日本のネット上で、スーパーで購入した真鯛の口に小魚が挟まっている写真が話題になっている。9月23日にSNSの「X(旧Twitter)」に投稿されたこの画像は、わずか1週間で556万回以上閲覧された。
投稿者のA氏は、「スーパーで真鯛が小魚をくわえていたので、思わず買ってしまった」とコメントと共に写真を公開した。写真を見ると、確かに真鯛の口から小魚の尾びれが覗いているのが分かる。別の写真では、A氏が真鯛の口から小魚を取り出す様子も捉えられていた。
A氏は地元メディア「まいどなニュース」に対し、「山積みになっていた真鯛の中で、口から尾びれが見えるものがあったので、思わず手に取ってしまった」と説明した。A氏は真鯛と小魚の両方を塩焼きにして食べたという。また「真鯛は程よく脂がのっていて身が厚く、美味しかった」と語る一方、「小魚はほとんど身がなかった」と述べた。


SNS上でA氏の投稿が急速に拡散されると、他のユーザーたちも似たような経験を報告し始め、実際の写真とともに「アジを食べているアジを買ったことがある」、「小魚を食べている魚がうちの店にもいた」といったコメントが数多く寄せられた。
専門家によると、真鯛のように餌を丸呑みする習性の強い魚種は、捕獲された瞬間に飲み込んだ餌がそのまま残って市場に出回ることがあるという。市場関係者はメディアに対し、「小魚やイカ、エビなどをくわえた状態で出荷されることが時々ある」と説明している。
A氏は「これからスーパーで魚を買うときは、口の中もチェックしてみたい」と語り、「魚選びがより一層楽しくなりそうだ」と付け加えた。
コメント0