
イギリスで、腹部整形手術を受けた女性が、実は手術当時すでに妊娠していたことを後から知り、衝撃を受けたというニュースが伝えられた。
3日(現地時間)、英メディアザ・ミラーは、3人の子どもの母親であるジェマ・ウィリアムズ(42)が、たるんだ腹部の皮膚を取り除くため、数年間かけて貯めた資金で昨年8月15日、スウォンジーにある有名な私立病院で腹部整形手術を受けたと報じた。
手術前、彼女は病院の指示に従い尿検査を提出したが、その際は妊娠の兆候は見られなかった。
約4時間にわたる腹部整形手術を終えたジェマは、翌日に退院。しかしその後、腹部の膨張や吐き気などの症状に悩まされた。彼女はそれを手術の副作用だと思い込み、大きな疑いも持たずに過ごしていた。
それから約3か月後の昨年12月、新しい看護師として病院に初出勤したジェマは、同僚から「もしかして妊娠しているのでは?」という言葉をかけられた。
妊娠検査をしてみると、結果は陽性だった。驚いたジェマは2日後に超音波検査を受け、妊娠21週であることが判明した。彼女は、手術前に妊娠を確認できなかった理由について、「尿検査時の妊娠ホルモン(HCG)値が非常に低かったためかもしれない」と推測している。妊娠中絶を考えたものの、最終的に出産を決意したジェマは、今年5月2日、シングルトン病院で健康な男の子を出産した。
ジェマは「振り返っても本当に信じられない。また子どもを持つなんて思ってもいなかった」と語り、「21週もの間、自分が妊娠していたことを知らなかったなんて、今でも驚きだ」と話した。さらに「でも今は本当に感謝している。うちの赤ちゃんはとても愛らしくて元気で、自分らしさを少しずつ見つけている」と付け加えた。
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