
韓国でトイレを頻繁に利用するという理由で、同室の患者を刃物で刺した70代に懲役刑が言い渡された。
22日の法曹界の報告によると、光州地方裁判所刑事13部は、殺人未遂の容疑で起訴されたA被告に懲役3年を言い渡したという。
裁判所は「使用された凶器や刺された部位などから、殺意がなかったとは認めがたい」とし、「些細な理由で犯行に及び、被害回復の努力も見られない」と判断した。
ただし「未必の故意による犯行であること、高齢で健康状態が良くないことを考慮して量刑を決定した」と付け加えた。
事件は7月2日の午後7時10分頃、光州広域市北区新安洞の療養病院で発生した。A被告は、普段一人で使用していた病室に新たに入院したB氏がトイレに頻繁に行くことで対立を深めていた最中、B氏の襟をつかんで刃物で刺した容疑を受けている。
B氏は命に別状はなかったものの、全治2週間の怪我を負った。
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