
中国の漬物工場で作業員が唾を吐き、タバコを吸う様子が撮影され、衝撃を与えている。
27日、中国メディアの小商新報などによると、最近、遼寧省(リョウネイしょう)葫芦島市(コロトウし)のある漬物工場で撮影された映像が、現地のソーシャルメディア(SNS)上で公開された。
約30秒ほどの映像には、農業用の道具を使って漬物用の白菜を運ぶ2人の男の姿が映っている。特に帽子をかぶった男は、漬物用の白菜が山積みになった作業場でタバコを吸い、床に唾を吐く様子も確認された。

衛生問題が浮上したことを受け、現地企業を管轄する自治体は「問題の漬物はすべて押収され、市場には流通していない」と説明。「関連手続きに基づき、企業は調査を受けており、法律に従って厳正に処分する」と明らかにした。また、問題の漬物は回収して廃棄処分する予定だと付け加えた。
中国では食品衛生に関する問題が絶えず発生している。
先月には、広東省(カントンしょう)深圳市(シェンチェンし)のタピオカミルクティー店で、従業員が履いていたスリッパを脱ぎ、タピオカパール入りの容器に足を入れる様子が公開され、非難が殺到した。
また、5月には陝西省(センセイしょう)のあるフランチャイズ飲食店で、従業員がご飯茶碗を使って排水溝の汚物をすくい取る場面が撮影され、本社が謝罪する事態となった。1月には四川省(シセンしょう)成都市(チェンドゥし)の飲食店の厨房で、従業員が小便をしたことが発覚し、営業停止処分を受けた。
 
            


















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