
自身の音楽宣伝のために猫を殺害し、ろうそくなどと共に写った写真をソーシャルメディアに投稿したアメリカの新人ラッパーが、動物虐待などの容疑で逮捕された。
30日(現地時間)『ニューヨーク・ポスト』よると、自身の音楽活動を宣伝するために猫を殺害し、ろうそくなどのオカルト用品と血の付いた猫の死骸の写真をInstagramに投稿した26歳のラッパー、デイビッド・モズリー容疑者が逮捕されたと報じた。
モズリー容疑者は死んだ猫の写真と共に「初めてのライブには誰も来なかったが、今回は皆来るだろう。ポップコーンでも持ってこい」と投稿した。
また、「ハロウィンの夜にさらなる生贄を捧げる」と述べ、別の生贄の儀式をハロウィンの夜にライブ配信すると予告した。
その後、ネットユーザーからの反発が相次ぐと、モズリー容疑者は27日のYouTubeライブ配信で「ただの悪戯だ」「猫はすでに死んでいた状態で、単にそれを撮影しただけだ」「お前らは弱すぎる」などと発言し、視聴者を嘲った。さらに、ノルウェーのあるバンドのメンバーが他のメンバーを殺害した事件からインスピレーションを得たと語った。
しかし警察は、モズリー容疑者を動物虐待、死体不法処理、器物損壊罪で起訴し、Instagram投稿から得た手がかりを追跡した末、29日に逮捕した。
動物愛護団体グリーンポイント・キャッツの活動家ベッキー・ウィズダム氏は、「獣医なら写真を見ただけでも猫が極度の苦痛を味わったことがわかる」とし、「猫は最近去勢手術を受けた後、里親に迎えられてまもないものと思われる」と述べた。
ニューヨーク市議会のジョアン・アリオラ議員は、「統計的に見て連続殺人犯のほとんどは動物虐待や殺害から始まり、徐々に人間へと対象を移していく」とし、「この残虐な人間がさらなる危害を及ぼす前に捕まって良かった」と語った。













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