
英国の格安航空会社「ライアンエアー」を利用した乗客が、手荷物の破損を報告したものの、航空会社側は何も対応しなかったと主張した。
3日(現地時間)ニューヨーク・ポストによると、先月31日、海外オンラインコミュニティ「Reddit」にライアンエアー利用客の体験談が投稿された。
投稿によると、この乗客は数週間前、フランスのニースから英国ロンドンに戻った後、手荷物受取所で衝撃的な光景に遭遇したという。
いくら待ってもコンベアベルトから自分の荷物が出てこないため、この乗客はライアンエアーの案内デスク職員に助けを求めた。幸い手荷物の受取証は保管していた。女性職員は彼のバッグが空港内のどこかにあると伝えた。
荷物紛失ではなかったと安堵していた彼だが、女性職員が自分のバッグを抱えて歩いてくる姿を見て愕然とした。バッグがボロボロの状態だったからである。
彼は「本当に衝撃的だった。トラに噛まれたのかと思った」と当時の状況を語った。さらに「職員の反応も同じだった。ひたすら謝りながら、こんなことは初めて見たと言っていた」と付け加えた。

この乗客によると、靴は裂け、シャツも焼けたように破れていた。下着もズタズタに裂け、バッグ自体がめちゃくちゃになり、中に入っていたドローンも粉々になっていたという。
バッグの中身を持って駐車場に向かおうとしたが、物が次々と落ちてしまうため、女性職員が大きな袋を渡すほどだった。
彼はバッグを含む破損品の総額が1,500ポンド(約30万円)という内容の書類を作成しライアンエアーに提出したが、同社側から何の返答もないと主張した。
彼は「何も連絡はなく、謝罪もなかった」とし、「個人の所持品が破損したのに、会社が何の責任も取らないのはあり得ない」と憤りを露わにした。
その後、追加でメールを送ったが、まだ何の連絡もないと彼は主張した。
この話を聞いた海外のネットユーザーは「本当に信じられない被害だ」と反応した。他にも「ライアンエアー側が柔らかい素材のバッグを使用したことを問題視する可能性がある」「ライアンエアーから補償を受ける可能性は低いので、旅行保険で対処すべきだ」といった意見もあった。













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