
ドイツ・ハーナウの中心街で、男が自分の血でナチスのシンボルマークである「卍(まんじ)」を建物や車両に描く事件が起きた。
Newsisによると、9日(現地時間)ニューヨーク・ポストは、今月5日にハーナウ警察が赤い液体で車が損傷したとの通報を受けて出動した。現場では、約50台もの車両が同様の方法で損傷しており、建物にも同様のマークが見つかった。
調査の結果、赤い液体は人間の血液であることが判明。当局はこの情報をもとに捜査を進め、31歳のルーマニア人男性を自宅で逮捕した。
警察関係者によると、男は逮捕時に酒に酔った状態で、自傷の痕があったという。
現在、容疑者は治療のために精神病院に入院している。
ハーナウは過去にも極右テロに関連した衝撃的な事件が起きた都市で、2020年2月にはドイツ人の極右主義者が移民を狙って銃を乱射し、9人が死亡する事件が発生した。














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