
別居中の妻の住所情報とともに「ここに来れば不適切な行為ができる」という趣旨の文章を出会い系サイトに投稿した男が逮捕され、日本全国に衝撃を与えている。その投稿を見た20代の男が女性の家に侵入し、実際に強制的な危害を加えようとした。
毎日新聞は14日、福岡県警が妻の住所と名誉を毀損する内容を出会い系サイトに投稿した疑いで、福岡市に住む北口玄容疑者(54)を10日に逮捕したと報じた。
北口容疑者は7月28日から30日の間に、出会い系サイトの掲示板に自身の妻(40代)が居住中のアパート名と部屋番号などを3回にわたって投稿した疑いがある。
投稿には「深夜にインターホンを押して暗号を言えば不適切な行為ができる」と示唆する内容も含まれていたという。
妻との離婚を視野に入れて別居中だった北口容疑者は、「妻に仕返ししようと思ってやった」と容疑を認めている。
北口容疑者の行為は、実際に投稿を見て女性の家に侵入した男が捕まったことで発覚した。8月8日未明、北口容疑者の妻の家に侵入し強制的な危害を加えようとした疑いで、26歳の大学生の男が逮捕された。
この大学生の男は寝ていた女性に覆いかぶさったが、驚いた女性が大声を上げたため逃走したという。当時、女性の子供も近くで寝ていた。
男は警察の取り調べで「出会い系サイトの投稿を見て、ここに行けば不法な行為ができると思った」と述べ、「ドアが施錠されていないのを確認し、暗号を言いながら侵入した」と供述した。













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