
タイのバンコクにある寺院で、火葬のために運ばれた60代の女性が棺の中で動き、病院に搬送された驚きの出来事が起きた。
バンコク郊外の寺院の総務・財務担当者は、65歳の女性の兄Aさんが火葬のためピックアップトラックに棺を載せて寺院を訪れたとことを明かしたと25日に香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が報じた。
この女性は2年間寝たきり状態で、健康状態が悪化し呼吸が止まったように見えたため、Aさんは妹が死亡したと判断した。
Aさんは、生前に臓器提供の意思を示していたバンコクの病院まで約500kmを運転して遺体を運んだが、正式な死亡診断書がないため病院側に受け取りを拒否された。
そこでAさんは無料の火葬サービスを提供する寺院を訪れたが、同様に死亡診断書がないため断られた。寺院の担当者が死亡診断書の発行方法を説明している最中、棺の中から微かに叩く音が聞こえた。
担当者は「驚いて棺を開けるよう指示したが、皆が驚愕した」と語り、「女性が目を少し開け、棺の側面を叩いていた。かなり長時間叩いていたようだ」と振り返った。
寺院の関係者はすぐに女性の状態を確認し、近隣の病院に搬送した。担当者は住職の意向により、寺院側が女性の医療費を負担することにした説明した。














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