インドの30代女「可愛い女の子を見ると憎しみが湧く」
過去に子ども3人を殺害していた事実も判明

インドで30代の女が「自分より容姿が整っていて気に入らなかった」という理由から6歳の女の子を殺害した事件が起きた。女は以前にも同じ理由で2人の女児を殺害していたことが分かり、衝撃が広がっている。
4日(現地時間)、日刊紙ザ・ヒンドゥーやインドのテレビ局NDTVなどによると、1日、インド北部ハリヤナ州パニパットで開かれた結婚式でビディちゃん(6)が水に沈んだ状態で見つかり、その後死亡が確認された。
この日、ビディちゃんは両親と弟、祖母とともに親族の結婚式に出席していたが、式の最中に姿が見えなくなった。家族が捜索に乗り出し、約1時間後に祖母が近くの倉庫で倒れているビディちゃんを発見した。ビディちゃんは大学病院に搬送されたものの、既に死亡していた。
警察が捜査を進めた結果、犯人はビディちゃんの父親のいとこにあたるプナム(32)であることが判明した。プナムはビディちゃんを屋上にある倉庫へ誘い出し、水に沈めて殺害したうえで、扉に鍵をかけて立ち去ったとされる。
彼女は犯行後も何事もなかったかのように階下へ戻り、結婚式を楽しんでいたが、その後警察に身柄を拘束された。
プナムは警察の取り調べに対し「結婚式で、自分より綺麗な顔の子どもが嫌だった。耐えられなかった」、「かわいらしい女の子を見ると憎しみが湧いてくる」と供述したという。

捜査の過程で、さらに衝撃的な事実も明らかになった。プナムは昨年8月、いとこの6歳の娘を水タンクに突き落として殺害したほか、2023年には義理の妹の9歳の娘と、自分の3歳の息子を溺死させていたと自供した。彼女は「家族から疑われるのが怖くて、息子まで殺してしまった」と話しているという。
当時、これら3人の死亡はすべて事故として処理されていたが、プナムが一連の犯行を認めたことから、警察は連続児童殺害事件として捜査をやり直している。
警察は、プナムが結婚後にこうした犯行を繰り返すようになったとみており、精神障害的な傾向がある可能性もあると見立てている。ただし、特定の宗教儀式やいけにえ目的の殺害などとは無関係だとしている。













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