人を死亡させ、警察をにらみつけた「暴力団猿」公開手配へ

タイで猿が60代男性を襲い死亡させた後、逃走した。現地警察は猿を公開手配し、行方を追っている。
タイの「アマリンTV」など現地メディアは7日(現地時間)、「6日、南部ヤラー県の民家で60代男性チャイプーム・セーン氏の遺体が発見された」と報じた。
報道によると、甥が自宅で倒れていたチャイプーム氏を発見した際、体には数十カ所の噛み跡が残り、床には血だまりが広がっていた。チャイプーム氏は壁にもたれかかった状態で倒れており、その場で死亡したと推定された。

通報を受けて駆けつけた警察は、被害男性を殺害した犯人として、オスのブタオザル(マカクの一種)を特定した。
警察は「現場到着時、被害男性は猿を追い払おうと使ったとみられる金属棒を握ったまま死亡していた」とし、「殺人猿は被害者の左足を噛みちぎる前に激しく引っかいたとみられる」と説明した。













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