メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「除雪費がない…」米農村、追い詰められた住民が“肌色のカレンダー”で資金調達

梶原圭介 アクセス  

引用:カレンダー販売ホームページ
引用:カレンダー販売ホームページ

米オレゴン州の農村で、除雪作業の資金を確保するために住民が協力してユニークなカレンダーを制作したというエピソードが話題を呼んでいる。

12日(現地時間)、米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」などによると、オレゴン州レイクビュー村では昨年、村内道路の除雪に充てる予算が不足していた。このため、住民らは追加資金を募る方法としてユニークなカレンダーの制作を決断したという。

このアイデアは、2003年公開の映画『カレンダー・ガールズ』からインスピレーションを得た。同作は、イギリス・ヨークシャーに住む中年女性たちが、病院の資金を集める目的でカレンダーを制作した実話を基にしている。

今夏、カレンダーの共同企画者であるマーゴ・ドッズ氏が村の会議でこの案を提案した際、住民の反応は決して前向き一色ではなかった。ある市議は「本当にモデルを引き受ける人がいるのか」と、懐疑的な見方を示したという。

ところが実際には、参加者は予想以上にスムーズに集まった。共同企画者の一人で、村の市議も務めるジェス・キャルビン氏は、酒場で上着を脱いで踊っていた自分の息子のエピソードを持ち出し、参加を説得したと明かしている。建設会社を経営するその息子は、6月号で木を伐採する姿で登場した。

9月号のモデルを務めたアラン・モンホール氏は、収穫用のバスケットを腰に下げ、庭でポーズを取った。撮影を担当したのは彼の妻だった。アラン氏は、多額の資金が集まるかどうか確信は持てなかったものの、撮影自体に悪いことはないと考え、参加を決めたと語っている。

レイクビュー村は現在、深刻な財政難に直面している。ずさんな予算管理に加え、大企業の破産が重なり、村の財政は逼迫した。レイク郡は面積こそニュージャージー州とほぼ同じだが、土地の大半が連邦政府の所有地であるため、税収を十分に確保できない状況にある。

レイクビュー村は、カレンダーの販売を通じてこれまでに約1万3,000ドル(約200万円)を集めた。地域メディアに取り上げられたことで年末の贈答品としても人気が高まり、すでに追加印刷を複数回発注しているという。送料は1部あたり7ドル(約1,100円)としている。

カレンダーの定価は32ドル(約5,000円)だが、購入者の中には寄付の意味を込めて100ドル(約1万6,000円)を支払った例もあった。ドッズは「すでに次のカレンダープロジェクトを構想している」としたうえで「次回はモデルとクラシックカーをテーマにし、集まった資金は郡全体のために充てる予定だ」と語っている。

梶原圭介
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 40代の中国人、韓国で警察官をバイクに引きずって逃走!?無免許運転の摘発がきっかけ
  • 「生きているみたい」なでると反応するアクセサリーロボ「ミルミ」誕生
  • アダルト女優とも…「不倫520回」した夫を病院へ連れて行った妻「それでも離婚しない」理由とは
  • 「夫は私を満足させられない」息子の友人を自宅に呼び…アメリカで起きた事件の全貌
  • 「全員裸だった」バンコクのホテルで集団パーティー摘発、SNS有料会員制の実態
  • 「進化か、滅亡か」ホッキョクグマ、温暖化で“遺伝子を書き換え始めた”

こんな記事も読まれています

  • 日産が中国で“コスパ怪物”投入、中国EVの土俵に立った瞬間
  • 冬の朝に増える“立てワイパー”、メーカー設計とズレた使い方が痛手に
  • 「来年、本当のEV戦争が始まる」第3世代電気自動車に世界が注目する理由
  • 「最先端だからといって最善ではない」便利の裏で広がるユーザーの不満連鎖
  • スマホが高くなるのに進化しない、メモリ高騰が生んだ最悪の選択
  • 40代の中国人、韓国で警察官をバイクに引きずって逃走!?無免許運転の摘発がきっかけ
  • 「生きているみたい」なでると反応するアクセサリーロボ「ミルミ」誕生
  • アダルト女優とも…「不倫520回」した夫を病院へ連れて行った妻「それでも離婚しない」理由とは

こんな記事も読まれています

  • 日産が中国で“コスパ怪物”投入、中国EVの土俵に立った瞬間
  • 冬の朝に増える“立てワイパー”、メーカー設計とズレた使い方が痛手に
  • 「来年、本当のEV戦争が始まる」第3世代電気自動車に世界が注目する理由
  • 「最先端だからといって最善ではない」便利の裏で広がるユーザーの不満連鎖
  • スマホが高くなるのに進化しない、メモリ高騰が生んだ最悪の選択
  • 40代の中国人、韓国で警察官をバイクに引きずって逃走!?無免許運転の摘発がきっかけ
  • 「生きているみたい」なでると反応するアクセサリーロボ「ミルミ」誕生
  • アダルト女優とも…「不倫520回」した夫を病院へ連れて行った妻「それでも離婚しない」理由とは

おすすめニュース

  • 1
    「やはり台湾は中国ではないのか!」米国が史上最大1.7兆円の武器売却承認、中国は激怒

    ニュース 

  • 2
    「これがなければ、今の米国はなかった」...MiGを空から叩き落とした怪物、“F-4ファントム”の決定的役割!

    フォトニュース 

  • 3
    ソロもBLACKPINKも相乗効果に?ロゼ、「APT.」の快進撃への本音を告白…「一人で立派に育った子どものような存在」

    エンタメ 

  • 4
    健康な髪が一変、残ったのは10%だけ…DJ SODAが明かした深刻ダメージ…美容師からは謝罪もなし

    エンタメ 

  • 5
    「米国需要が想定超え」台湾、経済成長率見通しを”4.55%→7.31%”へ大幅引き上げ

    ニュース 

話題

  • 1
    グアムで堂々と魅せる水着姿、目を引くヒップラインで健康美を証明「整形が最善じゃないと気づいた」

    エンタメ 

  • 2
    「中国に勝てるか、アイザックマン」マスク側近に託された”宇宙”の舵

    ニュース 

  • 3
    「自分の身は自分で守る」刃物を持った男が自宅に…強盗事件後に強く語った決意

    エンタメ 

  • 4
    「ランニング後の急停止は絶対NO!」体を守る正しいクールダウン法を解説

    ヒント 

  • 5
    娘のため、でも毎日喧嘩…復縁でも他人でもない関係の元夫婦「自分でもわからない」

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]