
日本でクマの出没による被害が続く中、スキー場でスノーボードを楽しんでいた男性がクマと遭遇する危険な場面がカメラに収められた。
「テレビ朝日」は最近のニュースで、スノーボードを楽しんでいた現地の男性は、7日午前8時30分頃、長野県でスノーボードをしながら動画を撮影していたところ、クマと遭遇したと報じた。
動画では40秒が経過した頃、男性の左側から突然クマが現れた。トリックの練習中に後ろから自分を追ってくるクマを見た男性は驚き、ボードに乗ったまま素早く逃げた。
男性は「突然コースの下から走ってきたクマと目が合った」と言い「子グマよりは大きい中くらいのサイズのクマだった。普段ボードを滑るときは下を見ているが、トリックを練習しながら後ろを振り返っていたので、クマに気づくのが遅れた」と話した。
当時リフトに乗っていた別のスキー場の客もこの場面を目撃した。その客がスキー場にこの事実を知らせたことで、スキー場はクマ撃退用スプレーを持った安全管理員の巡回を強化した。
一方、日本は今年最も多くのクマ襲撃被害を受けた。環境省によると、今年4月から11月の間にクマの攻撃による死傷者は合計230人に上り、うち死者は13人に達した。
クマによる被害が増加しているため、駆除に乗り出しているが、個体数調整には依然として苦労している。また、クマが人間を恐れていた以前とは異なり、人間が近づいても逃げず、逆に餌と認識するなど被害が拡大している。













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