
英国で走行中の車両が炎上し、車内に閉じ込められた生後9カ月の乳児が、通りがかりの市民による迅速な救助で間一髪助け出される出来事があった。
報道によると、18日(現地時間)BBCは、この事故が14日午後1時20分ごろ、南ウェールズの都市マーサー・ティドビル近郊を走るA465号線で発生したと伝えた。
当時、車には母親のアレックス・マクリーンさん(21)と、生後9カ月の娘リラちゃんが乗っており、アレックスさんは娘を遊びの集まりに連れて行く途中だった。しかし走行中、車の出力が急激に低下し警告灯が点灯したため、道路脇に停車した。
その直後、車内に煙が立ち込め始め、アレックスさんは急いで車外に脱出したものの、助手席と後部座席のドアがロックされ、赤ちゃんが車内に閉じ込められる事態となった。彼女は何度もドアを開けようと試みたが失敗し、通行車両に助けを求めながら警察に通報した。
炎が広がり始めたその瞬間、近くを通りかかった男性2人が車を止め、救助に加わった。1人は運転席側のドアから車内に入り、赤ちゃんのシートベルトを外し、もう1人がそれを受け取って車外へ運び出した。
赤ちゃんが救出されてからわずか数十秒後、車両は完全に炎に包まれた。現場写真には、全焼して原形をとどめない車の姿が写っている。リラちゃんにけがはなかったという。
アレックスさんは海外メディアの取材に対し、「多くの車がそのまま通り過ぎていったが、2人は立ち止まってくれた。彼らがいなければ、事態は悲惨なものになっていた」と語り、「娘は成長したら、自分を救ってくれた人たちが誰だったのかを知ることになるでしょう」と話した。
赤ちゃんを救った男性たちは、事件後、地域社会で「英雄」と称され話題となったが、「称賛や名声を求めてしたことではない」と口をそろえた。
英国のあるネットユーザーはSNSで、「彼らは有名人ではない普通の人々だが、最も重要な瞬間に最も正しい選択をした。本当の英雄とはこういう人たちだ」と称賛の声を寄せている。













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