テスラCEOのイーロン・マスクが、がんでこの世を去った15歳少女の最期の願いを叶えるために、自ら立ち上がった。
19日(現地時間)のニューヨーク・ポストによると、日頃からマスク氏に会うことが一生の夢だった少女、リブ・ペロトさんは、マスク氏に直接対面することなく息を引き取った。しかし、マスク氏が少女の残した質問に一つ一つ回答し、そのことがネット上で大きな感動を呼んでいる。
保守派評論家のグレン・ベック氏は、先週木曜日に自身の「X(旧Twitter)」のアカウントを通じてペロトさんの悲しいエピソードを世の中に伝えた。

ベック氏によると、ペロトさんは亡くなる数日前、マスク氏と直接電話する機会があった。しかし、当時は体調が非常に悪化していたため、後でもう一度電話してほしいと頼み、通話を先送りにせざるを得なかった。少女は次の機会を迎えることなく息を引き取ったが、ベッドの横にあるテーブルに、マスク氏に尋ねたかった8つの質問が書かれた手紙を残していた。
ペロトさんの母親であるレベカさんは、娘の最後の願いが叶うことを願い、このリストをベック氏に渡した。そしてベック氏は少女の写真と共にそのメモを投稿した。メモには「独自のスマートフォンを作る計画はあるか」「テスラ・ダイナーを拡張する予定はあるか」「テスラのアップデートに新しいゲームを追加する予定はあるか」など、ビジネスに関する疑問から、マスク氏の個人的な好みに至るまでの質問が綴られていた。
少女は、マスク氏が一番好きなアニメは何か、日本への旅行経験はあるか、バーチャルアイドルの初音ミクを知っているのか尋ねた。また、人工知能Grokのバーチャルパートナーである「Ani」が、漫画『DEATH NOTE』のキャラクター「ミサ」からインスピレーションを受けたものなのかについても興味を示した。最後にペロトさんは、自身が「ポラリスドーン」宇宙ミッションのためにデザインした柴犬型の無重力インジゲーター人形「アステロイド」をスペースXの公式マスコットに採用してもらえるかと問いかけた。
この投稿は数百万回の閲覧数を記録して大きな話題となった。マスク氏は木曜日の午後、この投稿へ直接返信を送り、8つの質問に対して順序通り全て回答した。
マスク氏は「独自のスマートフォンを作る予定はないが、テスラ・ダイナーの拡張と新しいゲームの追加計画はある」と明かした。そして最も好きなアニメとして『君の名は。』を挙げ、京都やチームラボの展示会を好きな場所として言及し、日本を何度も訪れたことがあると答えた。
特にマスク氏は、少女の最期の願いだった人形のマスコット採用について、笑顔の絵文字と共に「わかった」と快諾し、ペロトさんの想像力を称える言葉を残した。娘の願いが死後に叶ったことを目にした母親のレベカさんは、「娘がここで直接この光景を見ることができたらよかったのに」と言葉を詰まらせた。













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