
約2万4000年にわたり凍結していた微小な生物が、解凍後に再び活動を再開し、繁殖にまで成功したという研究結果が発表された。
25日(現地時間)、ニューヨーク・ポストによると、研究チームが実験した生物は、淡水環境で一般的に見られる小型の多細胞生物「ワムシ(rotifer)」である。顕微鏡でしか観察できないほど小さいが、過酷な環境でも生き残れる高い生存力を持つことで知られている。
このワムシは、約2万4000年前の氷河期にシベリアの永久凍土の深部に閉じ込められたとみられている。研究チームは、氷河期に形成された厚い氷の層が、ワムシを数万年にわたりほぼ完璧な状態で保存する上で決定的な役割を果たしたと見ている。
特に注目すべき点は、解凍後にワムシが単に生き返っただけでなく、無性生殖まで再開した点である。
研究チームはこれについて「数万年にわたり凍結状態にあったにもかかわらず、細胞構造が損傷していなかったことを示す強力な証拠だ」と説明した。
研究を主導したロシアの研究チームのスタス・マラビン氏は、ワムシの生存の鍵として「休眠状態」を挙げた。これは代謝活動がほぼ停止した状態を意味する。
同氏は「今回の研究は、休眠状態を通じて多細胞生物が数万年にわたり生存できることを示す最も強力な証拠だ」とし、「休眠状態では代謝活動が極端に低下するため、脱水や酸素不足といった過酷な環境にも耐えることができる」と述べた。
研究チームは、今回の発見が凍結や放射線による細胞損傷を生物がどのように克服するかを理解する手がかりになると期待している。さらに、過酷な環境や宇宙環境における生物の生存可能性を探る研究にも応用できるとの見方も示した。
ただし科学者らは、今回の研究がマンモスのような大型哺乳類の復元を意味するものではないと強調している。生物の構造が複雑になるほど、凍結・解凍の過程で致命的な細胞損傷が生じる可能性が高まるためである。













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