メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

リュック前抱えは「迷惑?」電車内マナーに変化、片手持ち派が増加中

有馬侑之介 アクセス  

電車内でリュックを前に抱えるのも迷惑?

リュックは片手で持つのがマナー

前に抱えてスマホを使用する場合

「肘で隣人に触れる」との不満

引用:豊岡鞄
引用:豊岡鞄

25日午前10時、東京メトロ日比谷線の車内。乗客は例外なくリュックを前に抱えていた。ある20代男性は登山用リュックほどの大きなリュックを前に抱え、その上にスマートフォンを置いてドラマを視聴していた。

「前に背負うリュック」は日本の公共交通機関におけるマナーを象徴する光景だ。背中に背負うと、知らぬ間にリュックが他の乗客の顔や肩、体に接触する恐れがあるためだ。しかし、この光景にも変化が生じる可能性が出てきた。

最近、日本では「前に背負うリュックも『迷惑』だ」という声が高まっている。リュックを前に抱えたままスマートフォンを操作すると、肘が隣の乗客に触れる可能性があるため、リュックもビジネスバッグのように片手で持つのが「乗車マナー」だという主張だ。

日本民営鉄道協会が最近発表した「2024年、電車内での迷惑行為」ランキングで1位は「バッグ類を背負う行為」だった。しかし5位には、その対策である「バッグを前に抱える行為」がランクインした。

日本で「リュック前抱え乗車」が定着したのは2018年以降だ。当時、関西地域の鉄道事業者20社が共同で大規模なキャンペーンを実施した。特に、高校生は一般的な登山用リュックよりも大きなリュックを持ち歩くため、混雑した車内では周囲に迷惑をかけがちだった。前に抱える習慣は全国に急速に広まり、サンワサプライ、エース、豊岡鞄などの日本のカバンメーカーは、電車内での前抱えに特化した「フロントパック」を発売。腰ベルトやスマートフォンを置けるスペースなど、電車内で便利な機能を備えていた。

しかし最近、日本では通勤ラッシュ時の満員電車では「フロントパック」方式も「迷惑」だという意見が強まっている。SNSでは「他人を気遣うふりをしながら、結局はリュックの上にスマホを置いて楽に見ようとしている」「スマートフォンを操作する時、肘を動かして周囲に迷惑をかける」といった投稿が後を絶たない。

こうした主張が支持を集め「ラッシュ時にはビジネスバッグ同様、リュックも片手で持ち、占有スペースを最小限に抑えよう」という意見が広がり始めた。実際、関西地域の鉄道事業者は2023年から「リュックは手で持とう」キャンペーンを開始。東京メトロも昨年から「荷物を持つ際は周囲への配慮を」というメッセージとともに、リュックを手で持つ様子を描いたポスターを駅構内に掲示し、キャンペーン活動に乗り出した。

ただし、このキャンペーンへの反論も少なくない。25日、日本のあるインターネットメディアが掲載した「電車内でリュックを抱えるのはやめよう」という記事には4,600件以上のコメントが寄せられた。満員電車で男性がリュックを手で持つと、周囲の女性が盗撮などの不審な行為を疑って不快に感じるという懸念が示された。また、リュックを持った手が周囲の人のお尻に触れる可能性も指摘された。特に、身長が低く腕力の弱い女子学生が登校時の満員電車で大きなリュックを片手で持つと、急ブレーキ時にバランスを崩して危険だという指摘もあった。

あるネットユーザーは「電車でリュックを前に抱えるだけでも十分にマナーを守っている」とし、「マナーを頻繁に変更しようとするキャンペーンはかえって乗客間のトラブルを増やしかねない」と述べた。

有馬侑之介
arimay@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「大谷が挨拶をやめた」MLBで“この1球団だけ”…その理由とは?
  • 「日本よ、再び彼が帰ってくる!」大谷翔平がWBC参戦を電撃表明…“たった一言”に列島が震えた
  • ミス・ユニバースにテロ組織の嫁が?家系スキャンダルが世界を揺らす
  • 「出所2週の性犯罪者、正門から堂々侵入」小学校で女児を狙った“10分間の悪夢”
  • 「中国大嫌い!」反中感情爆発の“あの国”で中国人と地元労働者が大乱闘、16人逮捕
  • 「消された中国トップ女優...」受賞コメント投稿も即削除、“脱税”以降政府の監視対象か

こんな記事も読まれています

  • 日本の渋滞はこうして生まれる、1台の減速が都市全体を止める“連鎖ショック”
  • 日産N6が中国で価格破壊、20kWh級PHEVの衝撃
  • 高級EVにも拡大する異常音、放置すれば重大故障につながる“危険サイン”
  • 世界が選ばないEV、テスラが回避率1位…マスク発言が決定打か
  • 【戦争目前】米軍の軍事行動が異常加速――ベネズエラで航空便が次々停止、攻撃は“数日内”か
  • 「交渉は交渉、戦争は戦争」――米国の和平努力を嘲笑うかのように、裏ではミサイルを浴びせ続ける
  • 「死体の装備を剥ぎ取りながら前進する軍隊」――ロシア軍が辿り着いた“21世紀の懲罰大隊”という悪夢
  • 「トランプが1000億円もつぎ込んだのに…」使い物にならず‟廃品同然”と嘲られたアメリカの戦闘艦

こんな記事も読まれています

  • 日本の渋滞はこうして生まれる、1台の減速が都市全体を止める“連鎖ショック”
  • 日産N6が中国で価格破壊、20kWh級PHEVの衝撃
  • 高級EVにも拡大する異常音、放置すれば重大故障につながる“危険サイン”
  • 世界が選ばないEV、テスラが回避率1位…マスク発言が決定打か
  • 【戦争目前】米軍の軍事行動が異常加速――ベネズエラで航空便が次々停止、攻撃は“数日内”か
  • 「交渉は交渉、戦争は戦争」――米国の和平努力を嘲笑うかのように、裏ではミサイルを浴びせ続ける
  • 「死体の装備を剥ぎ取りながら前進する軍隊」――ロシア軍が辿り着いた“21世紀の懲罰大隊”という悪夢
  • 「トランプが1000億円もつぎ込んだのに…」使い物にならず‟廃品同然”と嘲られたアメリカの戦闘艦

おすすめニュース

  • 1
    「一番集中力がいいのはどの子かな?」“きな粉餅”のような子犬たちの熱心な授業風景に胸キュン

    フォトニュース 

  • 2
    中国「米中首脳通話は米側の発信」…“前向きな雰囲気”を強調

    ニュース 

  • 3
    「終戦目前だ」と吠えるトランプ、しかしロシアは嘲笑・共和党も“ポンコツ”断罪…揺らぐ和平の行方

    ニュース 

  • 4
    「トランプ氏にアピールか?」次期FRB議長候補、労働市場悪化を理由に“追加利下げ”主張!

    ニュース 

  • 5
    「ロシア脅威で再武装する欧州...」ドイツは“徴兵制”復活、ポーランドは“全国民軍事訓練”で反撃体制へ!

    ニュース 

話題

  • 1
    「トランプ、米国第一が暴走」外国人労働者は使い捨て…露わになった‟危険な製造業戦略”

    ニュース 

  • 2
    トランプ2期の対中戦略、その評価は?→ 中国に自信を与えた“腰砕け対応”…まさかの「落第点」!

    ニュース 

  • 3
    「ロシアも震える最新兵器」英軍“DragonFire”、時速650キロのドローンを一瞬で撃墜!ミサイルはもう不要?

    ニュース 

  • 4
    「止まらない下落!」3か月で資産10億ドル蒸発...トランプ一族の暗号資産事業、史上最大級の暴落に直面

    ニュース 

  • 5
    【悪魔の同盟】北朝鮮ラザルスとロシアFSB系ハッカーが作戦協力、“西側軍事支援”を妨害!

    ニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]