メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「私は諦めない」…下半身麻痺の女性が挑戦する「おしゃれな下着」開発の理由とは

梶原圭介 アクセス  

「諦められない」…下半身麻痺の女性がレースにこだわる理由とは?

引用:広島ニュース
引用:広島ニュース

ある日突然、下半身麻痺に見舞われた女性が障害の有無にかかわらず「上品な下着」を身に着けられるよう、自ら開発した経緯が注目を集めている。

広島在住の神戸アンナ氏(39歳)は、6日、TV新広島によると、神戸氏は22歳のとき、自己免疫疾患の全身性エリテマトーデスを発症し、下半身麻痺となった。

車椅子生活を余儀なくされ、排泄方法の変化により、常時尿パッドを着用するようになった。「発症当時、子どもは保育園に通っていた。つい先日までおむつを替えていた自分が、今度は介助を受ける立場になった。生活が一変し、現実を受け入れるまでに時間がかかり、精神的な負担も大きかった」と振り返る。

ネイリストとして働き始め、再び日常に希望を見出したものの、下着に関する悩みは解決しなかった。

市販の尿パッド対応下着は着脱のしやすさを重視する一方、機能性やデザインが限られていた。「自分が求めるおしゃれさや洗練されたデザインとは異なっていた」と神戸氏は指摘する。障害があってもおしゃれを諦めたくないとの思いから、自ら下着の開発に乗り出した。

その思いに共感した人々の支援を受け、クラウドファンディングでは開始から1か月で目標を上回る66万5,000円を達成した。

こだわったのは「レース」だった。「レースを見るだけで気分が上がる」とし、さまざまなサンプルを取り寄せ、自らデザインを描いた。試行錯誤の末、2年後の今年2月、ついに試作品が完成。消臭・防水性に優れた素材と柔らかいテープを使用し、機能性とデザイン性を両立させた。今後さらに改良を重ね、6月頃の正式販売を目指している。

「上質な下着を身につけても障害がなくなるわけではないが、ひとときでも障害を意識せずにいられる。それが心の支えになると思う」と語る。

開発した下着は医療関係者からも関心を集めている。広島市立舟入病院の佐藤医師は試作品を見たうえで「私たちは患者の病気を治療するだけでなく、前向きに生きられるよう支援することも重要だ。身だしなみや衣服は、その一助となる」と述べた。

「障害の有無にかかわらず、おしゃれを楽しみたいという思いは変わらない。誰もが平等に装いを選べる環境が求められる」と神戸氏は強調する。

梶原圭介
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「降格が原因か」名門FCハカのホームが灰に、放火疑惑で衝撃
  • 「日本一かわいい新入生」が決まった、成城大1年生が頂点に
  • 「もう世話ができない」79歳男性が老母を殺害、同情論が広がった理由
  • 会社の水を毎日持ち帰り、電気でバッテリー10個充電 社員の大量無断使用が波紋
  • 「AIとの対話が妄想を加速か」母親殺害でOpenAIが提訴された理由
  • 総額260億ドル超、ベゾス元妻が示した別の富の使い方

こんな記事も読まれています

  • 「差はここまで広がった」テスラと内燃機関車の1年維持費を直比較
  • 規制が消えた隙間で復活論、米市場が再びワゴンを呼ぶ
  • 積雪路で事故が急増する理由、運転者が見落とす「たった一つ」
  • 運転は上手でも防げない、雪と氷が待つ“チェック飛ばし”の落とし穴
  • 「トランプの影響か」米外交力が3位に後退、中国は過去最高を記録
  • 猫の“ふみふみ”マッサージにうっとり ゴールデンと仲良しコンビが話題
  • 「降格が原因か」名門FCハカのホームが灰に、放火疑惑で衝撃
  • 宇宙が次のAI工場に、マスクとビッグテックが描く新インフラ競争

こんな記事も読まれています

  • 「差はここまで広がった」テスラと内燃機関車の1年維持費を直比較
  • 規制が消えた隙間で復活論、米市場が再びワゴンを呼ぶ
  • 積雪路で事故が急増する理由、運転者が見落とす「たった一つ」
  • 運転は上手でも防げない、雪と氷が待つ“チェック飛ばし”の落とし穴
  • 「トランプの影響か」米外交力が3位に後退、中国は過去最高を記録
  • 猫の“ふみふみ”マッサージにうっとり ゴールデンと仲良しコンビが話題
  • 「降格が原因か」名門FCハカのホームが灰に、放火疑惑で衝撃
  • 宇宙が次のAI工場に、マスクとビッグテックが描く新インフラ競争

おすすめニュース

  • 1
    運転は上手でも防げない、雪と氷が待つ“チェック飛ばし”の落とし穴

    フォトニュース 

  • 2
    米国で“泥酔アライグマ”が大騒動、写真1枚が寄付金2000万円に

    おもしろ 

  • 3
    「信じた技術が牙をむく」冬の雪道で起きる運転者90%が知らない便利機能の罠

    フォトニュース 

  • 4
    大型新人・ALLDAY PROJECT、カムバック直後に1位奪取…音源・YouTube・SNSすべてが絶好調

    エンタメ 

  • 5
    初主演作品のためにトラック免許まで取得?15冠を獲得した女優の知られざる努力

    エンタメ 

話題

  • 1
    「ILLITは盗作している」と主張したNewJeansファンが未成年だった?事務所が1000万の損害賠償を要求

    エンタメ 

  • 2
    人気俳優のプライベート暴露、“度を超えたやり取り”を主張も映像では該当部分を削除「何が本当なの?」

    エンタメ 

  • 3
    少女時代・ユリの知人を装い虚偽情報を拡散した犯人に罰金刑、事務所が強硬対応を宣言

    エンタメ 

  • 4
    「15年の凍結胚で男児誕生」中国医療の成功例か、それとも危うい賭けか?

    ライフスタイル 

  • 5
    否定声明の直後に録音流出…人気俳優のバラエティ降板を巡る真実はどこに「一体誰の決定?」

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]