メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

ぬいぐるみは人気でも…アルゼンチンでカピバラ1,000匹が大増殖!苦渋の末に「不妊ワクチン」導入へ

竹内智子 アクセス  

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

アルゼンチンの富裕層が住む地域で、カピバラが厄介者扱いされている。頻繁な出没により、住民の日常生活に支障をきたしているとの苦情が相次いでいるためだ。

17日(現地時間)の米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)とアルゼンチン紙ラ・ナシオンの報道によると、ブエノスアイレス首都圏の高級住宅地ノルデルタでは、カピバラの個体数調整のための「不妊ワクチン」接種試験が進められている。

現地で「カルピンチョ」とも呼ばれるカピバラは、南米原産の大型齧歯(げっし)類だ。体長は1mを超え、体重は60㎏以上に達することもある。体は大きいが、温厚で人懐こい動物として知られている。

カピバラをモチーフにしたぬいぐるみやアクセサリーなどの商品が、アメリカ、メキシコ、韓国、中国、日本などの子どもや若者の間で人気を集めている。

しかし、ノルデルタのカピバラは人を攻撃することはないものの、犬と喧嘩したり交通事故を引き起こしたりするなどの苦情が5~6年前から急増している。大型のカピバラが列をなして道路を横断したり、民家の庭に侵入してゴミ箱を荒らす様子を捉えた写真や動画がSNSに投稿されている。バレーボールコート近くの砂地で休んだり、人工湖で水遊びをするカピバラの群れも目撃されている。

約4万5,000人が暮らすノルデルタには、およそ1,000匹のカピバラが生息していると推定される。2年前と比べ約3倍も増加したことになる。

住民からの苦情を受けたノルデルタの不動産開発会社は、地方政府の承認を得た上で獣医を雇い、試験的に「不妊ワクチン」の接種を実施している。

一方現地では、ノルデルタの開発によってカピバラの生息地が破壊されたことこそが本質的な問題だとの指摘も上がっている。パラナ川の湿地帯に建設されたノルデルタは、2000年頃の開発当初から環境保護団体の反対を招いていた。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[気になる] ランキング

  • 「え、イヤリングじゃないの?」女性の耳についた‟この小さな機器”の正体とは
  • ブラジルで整形を30回も受けていた女性が突然死…傷だらけで発見された“怪しい最期”
  • 「ウエスト25インチのために肋骨を切る」SNS騒然の新美容…医師は依存症の始まり
  • 会いたい気持ちまで商売に…AIが遺族に決済を迫る時代
  • 「守れなくなったら不要?」病気になった瞬間に捨てられた犬の衝撃結末
  • 「世界で最も評価の低い料理100選」で韓国料理が“ワースト入り”中には”公衆トイレの匂い”との評価も

こんな記事も読まれています

  • トヨタ中国EV戦略が結実、bZ3Xが外資EV販売1位に
  • クーラント交換時期を間違えると何が起きるのか、エンジンに忍び寄る危険
  • 関税逆風でも止まらない、トヨタ世界1000万台独走
  • 「前より走らない」と感じたら読むべき出力低下の全パターン
  • トヨタ中国EV戦略が結実、bZ3Xが外資EV販売1位に
  • 「え、イヤリングじゃないの?」女性の耳についた‟この小さな機器”の正体とは
  • クーラント交換時期を間違えると何が起きるのか、エンジンに忍び寄る危険
  • ブラジルで整形を30回も受けていた女性が突然死…傷だらけで発見された“怪しい最期”

こんな記事も読まれています

  • トヨタ中国EV戦略が結実、bZ3Xが外資EV販売1位に
  • クーラント交換時期を間違えると何が起きるのか、エンジンに忍び寄る危険
  • 関税逆風でも止まらない、トヨタ世界1000万台独走
  • 「前より走らない」と感じたら読むべき出力低下の全パターン
  • トヨタ中国EV戦略が結実、bZ3Xが外資EV販売1位に
  • 「え、イヤリングじゃないの?」女性の耳についた‟この小さな機器”の正体とは
  • クーラント交換時期を間違えると何が起きるのか、エンジンに忍び寄る危険
  • ブラジルで整形を30回も受けていた女性が突然死…傷だらけで発見された“怪しい最期”

おすすめニュース

  • 1
    SNSが生んだ“いかれた育児”…「いいね」欲しさに生きた息子を真空パック、掃除機で吸引し公憤拡大

    フォトニュース 

  • 2
    「もはや呼吸が命がけ」世界最悪レベルに達したインド首都圏“有毒ガス都市”の現実

    フォトニュース 

  • 3
    「子ども197人の運命は?」希少がん遺伝子が“精子提供”で14か国へ拡散!一部はすでにがんで死亡

    ニュース 

  • 4
    【また撃破】プーチン大統領の「報復」警告も...ウクライナ、ロシア港向けタンカーに3度目の攻撃!

    ニュース 

  • 5
    「人生で勝ちたいか?ならば朝早く起きろ」心理学者が語る“起床の秘密”

    フォトニュース 

話題

  • 1
    【米欧激突】ロシア凍結資産31兆円、米企業の“金の卵”に?欧州は“融資枠構想”で反発!

    ニュース 

  • 2
    「トランプの真似か?」メキシコが自由貿易破壊の道を選択...非FTA国に「先関税・後協議」

    ニュース 

  • 3
    「領土譲渡は国民が決める!」ドンバスで撤収迫られるウクライナ、“自由経済区”設置で妥協模索

    ニュース 

  • 4
    「日本は危険だ、絶対に行くな!」中国、地震を口実に対日警告を‟全面加速”

    ニュース 

  • 5
    「ロシア、ベネズエラを見捨てた?」友好国が崩壊寸前でも“電話激励だけ”の冷酷対応

    ニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]