ベンツに降りかかった「青天の霹靂」
椅子に繋がれた犬が駐車中のベンツ2台の間を通り抜けながら車両を破損させる事故が発生した。
28日、韓国のハン・ムンチョル弁護士が運営するYouTubeチャンネル「ハン・ムンチョルTV」で、「椅子に繋がれた犬がベンツ2台を破損」というタイトルの動画が公開された。
公開された動画では、椅子に結ばれていた1匹の犬が、駐車中のベンツ2台の間を猛スピードで駆け抜ける様子が映っている。犬に繋がれていた椅子は、2台の車両の間をぶつかりながら通過。

別の事故が起きかねない非常に危険な瞬間であったが、幸いにも犬はすぐに飼い主によって捕まえられた。
犬が引きずった椅子によって破損した車両を弁償しなければならないが、飼い主は車両の写真を撮影しただけで立ち去ってしまった。
また、店舗から引きずられてきた椅子は、破損した車の前にそのまま放置された。

動画を見たネットユーザーたちは、「そのまま立ち去るなんて信じられない」、「犬が犬を飼っているようだ」、「車の所有者にとっては青天の霹靂だ」、「椅子が追いかけてくるから怖くて走ったんだろう」、「必ず捕まえて損害賠償させるべきだ」などのコメントが寄せられた。
なお、韓国の民法第759条「動物の占有者などの責任」によって、ペットが他人に損害を与えた場合、飼い主には民事上の損害賠償の責任があると定められている。
したがって、飼い主がペットを適切に管理していなかったという過失が認められれば、全ての修理費用を負担しなければならない。