

米国で物乞いをしながら生計を立てる男性が、その「イケメンぶり」で注目を集めている。
英紙「デイリー・メール」が28日(現地時間)に報じたところによると、SNS上で「ブラッド・ラブ(bradlove991)」という名の男性が路上で物乞いをする動画が50万回以上再生され、一躍脚光を浴びたという。
映像には、カリフォルニア州リバーサイド市のパームスプリングス通りで、段ボール製の看板を掲げた彼がドライバーに笑顔を向けながら金銭を求める姿が映っている。
ネットユーザーからは「本当にイケメンだ」、「モデルの撮影に行くべきだ」など、その容姿を称賛するコメントが相次いだ。
彼は現在 TikTokのフォロワーが2万人を超え、定期的に動画を投稿して視聴者に支援を呼び掛けている。
多くの人からモデル活動を勧められているものの、彼は「そのつもりはまったくない。今の収入に満足している」と語る。1日の収入は一定ではないが60ドル(約8,500円)から100ドル(約1万4,200円)の間だという。
彼はSNSで「自分はプロの物乞いだ。モデルにも俳優にも興味がない」と明かし、「就職にも興味がない。ただ働きたくない人間だ」と付け加えた。
また「就職したければすぐにできる。僕は元看護師だった」とも述べている。
しかし動画が拡散された後、警察は彼がパームスプリングス通りで行っていた物乞い行為を制止したと伝えられている。カリフォルニア州法では単なる金銭の要求は合法だが、通行人に近づき執拗または攻撃的に物乞いをする行為は違法とされている。
