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2025年05月08日木曜日
ホームトレンド気になる【美術界騒然】アンディ・ウォーホルの名画、廃棄ミスで「ゴミ同然」に処分!オランダ自治体の大失態に非難轟轟

【美術界騒然】アンディ・ウォーホルの名画、廃棄ミスで「ゴミ同然」に処分!オランダ自治体の大失態に非難轟轟

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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アメリカのポップアートの旗手アンディ・ウォーホル氏の作品がオランダで廃棄される事故が発生した。担当者が廃棄物と誤解してしまったのが原因である。

26日(現地時間)CNNによると、オランダ南部マースホルストの地方公共団体は保有する芸術品を整理する過程でウォーホル氏の作品がなくなっているのを確認し、独立機関に調査を依頼したと発表した。

消えたウォーホル氏の作品は1980年代に制作されたベアトリクス前オランダ女王のシルクスクリーン肖像画である。自治体はこの作品が誤って大型廃棄物と一緒に捨てられたと推測しており、回収が難しいと見られている。

ウォーホル氏の作品の他にも、45点の芸術品が同様の方法で廃棄され、その価値は合計で2万2,000ユーロ(約360万円)に達するとCNNは報じた。

これらの作品は自治体の建物の補修工事が進行する間、保護措置なしに地下室に放置され、2023年に浸水被害を受けた後、他の場所に移されたとされていた。

このような事故が発生した具体的な過程や責任の所在などは明確にはされていない。また、自治体が作品が消えたことを昨年11月に認識し警察に通報したが、対応が迅速ではなかったとの指摘もなされている。

芸術作品が誤って廃棄される事例はしばしば発生している。昨年10月、オランダのある博物館では空のビール缶の形をした展示物がエレベーター修理業者によってゴミと見なされて捨てられたが、取り戻されたという事件があった。

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