30.1 C
Tokyo
2025年07月26日土曜日
ホームトレンド「Go Fxxx」に大歓声…番組終了の直後、コルベアがトランプの皮肉に真っ向反撃

「Go Fxxx」に大歓声…番組終了の直後、コルベアがトランプの皮肉に真っ向反撃

引用:YouTube
引用:YouTube

米CBSテレビが人気の深夜トーク番組『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』の打ち切りを決定した中、司会者のスティーヴン・コルベア氏がドナルド・トランプ大統領に対し、辛辣な言葉を次々と浴びせた。

21日(現地時間)の番組冒頭のトークで、コルベア氏は「コルベアはクビになった。彼の才能は視聴率以下だ」とトランプ大統領が皮肉った投稿に言及した。この投稿は、18日にトランプ大統領が自身のSNS「トゥルース・ソーシャル(Truth Social)」に掲載したものである。

これに対してコルベア氏は、「どうしてそんなことが言えるんですか、大統領?」と切り返し、「才能がないなら、こうした風刺はできませんよね」と反論した。さらにカメラを見つめながら「Go Fxxx yourself”と口にし、ピー音で処理された」と述べ、スタジオの観客からは歓声と共にコルベア氏の名前を連呼する声が上がった。

また、トランプ大統領が別の投稿で「ジミー・キンメルも解雇すべきだ」と述べたことについても触れ、「いや、キンメルは違う。殉教者は私だ。この十字架は私ひとりで十分だ」と皮肉たっぷりに語った。

CBSの打ち切り決定に対しては、「キャンセル・カルチャーが行き過ぎている」と批判。「彼らは私を黙らせようとしたが、失敗した。まだ終わっていない。これからが勝負だ」と述べ、今後10か月にわたりトランプ大統領をはじめとする権力者へのストレートな風刺を続けていく姿勢を示した。

コルベア氏は最後に、「彼は大統領にふさわしくない。それだけだ」と言い切った。

コルベア氏は2015年にデイヴィッド・レターマン氏の後任として『ザ・レイト・ショー』の司会に就任した。トランプ大統領やジョージ・W・ブッシュ元大統領など保守系政治家に対する鋭い風刺と辛辣なコメントで高い人気を博してきた。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください