
ブラジルで、トレーニング中にバーベルを落下させた男性が死亡するという痛ましい事故が発生した。
英デイリー・メールなどの報道によると、1日(現地時間)、ブラジル北東部オリンダ地区のフィットネスジムで、ロナウド・モンテネグロ氏(55歳)がベンチプレスを行っていた際、持ち上げていたバーベルが手元から滑り、胸部の上に落下する事故に見舞われた。
現場の防犯カメラ映像には、事故の一部始終が記録されていた。モンテネグロ氏は衝撃直後、バーベルをどうにか脇へ押し除けたものの、体を支えきれずに数歩よろめいた後、その場に倒れ込んだ。ジムの職員や利用者が直ちに駆け寄って救護に当たったが、近隣の医療施設へ搬送後、胸部損傷により死亡が確認された。
ジム側は、「職員らが直ちに対応したものの、救命には至らなかった」として、深い哀悼の意を表している。
モンテネグロ氏は、オリンダで著名な博物館の館長を務め、地域のカーニバル文化を守る中心的存在として知られていた。同館は声明の中で、「大衆文化を支え続けた指導者であり、かけがえのない友を失った」と追悼の言葉を述べ、12月5日まで休館し、哀悼期間とすることを明らかにした。













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