
トルコのガールズグループ「マニフェスト」のメンバー7人と客演アーティスト1人が、公演中の猥褻な行為で起訴され、有罪判決を受けた。
12月15日(現地時間)、現地メディアの報道によると、イスタンブール第49刑事1審裁判所は、9月の公演を巡る事件について、被告人らにそれぞれ懲役3か月22日を言い渡した。あわせて5年間の執行猶予を付し、判決の言い渡しを保留した。
裁判所は「被告人らの更生や今後の社会生活への影響を考慮した」と述べ、故意の犯罪歴がなく、再犯の可能性が低いと判断したと説明している。
判決文では、公演中に2人の歌手が互いに接触し、抱き合うなど、性行為を模倣する動作を繰り返していたことが認定された。
検察は、公演が地域社会の道徳基準に反したとして被告らを起訴していた。公演は公共の場で行われ、映像がSNSを通じて子どもを含む多数の視聴者に拡散したと指摘し、各被告人に懲役6か月から1年を求刑していた。
マニフェスト側は、捜査と裁判の終了後、SNSで公式見解を発表した。グループは「公演について責任は認めるが、特定の人々を不快にさせたり、社会的に敏感な問題を軽視したりする意図はなかった」と釈明し、予定していたトルコ全国ツアーを中止することを明らかにした。
当該のコンサートは18歳以上を対象に開催され、1万2,000枚のチケットは完売していたという。













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