
オーストラリア・シドニーのボンダイビーチで発生した銃撃事件で、犯人を制圧した男性がその功績を称えられ、250万オーストラリアドル(約2億4900万円)の寄付金を受け取った。
ニューシスの報道によると、17日(現地時間)、AP通信など海外メディアは、銃撃犯から銃を奪って制圧したアフメド・アル・アフメドさん(44歳・男性)が左腕に複数の傷を負い、現在入院中だと伝えた。彼の勇敢な行動を称え、約4万人の市民が合わせて250万オーストラリアドルを募金したという。
寄付者の中には、億万長者として知られるユダヤ系のヘッジファンドマネジャー、ビル・アックマンも含まれており、9万9000オーストラリアドルを寄付したことが明らかになった。
アフメドさんは「人々を救ったのは心からの行動だった」と語り、「自分にこのお金を受け取る資格があるのか」と逆に問いかけたと伝えられている。
一方、14日にはシドニーのボンダイビーチで、サジド・アクラム容疑者(50)とその息子ナビド容疑者(24)によるユダヤ人を標的とした銃乱射事件が発生し、10代の少女を含む15人が死亡する衝撃的な事態となった。これを受け、オーストラリア政府は大規模な銃器回収を含む強力な銃規制を実施すると発表している。













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