メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「ゼレンスキー大統領とトランプ大統領の対立を偽装?」SNSで拡散するディープフェイク動画の実態

川田翔平 アクセス  

ウクライナのゼレンスキー大統領が首脳会談中にアメリカのトランプ大統領を殴るシーンがSNSで拡散されている。非常識な「ミーム」動画で、誰が見ても偽物だとわかる。しかし、スマートフォンで一瞬見ただけでは、実際の出来事と錯覚するほど自然に感じる。最近、両大統領の対立が話題になったことを受け、誰かが風刺目的で制作したものと思われる。ChatGPTにこの動画の分析を依頼したところ、ディープフェイク技術を用いて比較的簡単なAIツールで作られた可能性が高いとの回答があった。

6日、業界関係者によると、AI技術を活用した動画制作が普及しているという。一般の人々も誰でも簡単に生成AIを使って動画を作れる環境が整ったことで、様々な問題が浮上している。

ディープフェイクの悪用によるフェイクニュースが深刻な問題に

ゼレンスキー大統領やトランプ大統領など、政治指導者に関するディープフェイク動画が問題となったのは今回が初めてではない。

昨年6月には、ウクライナ大統領夫人のオレーナ・ゼレンスカ氏がブガッティの新モデル「トゥールビヨン」を450万ユーロ(約7億1,887万円)で購入したとするフェイクニュースが拡散された。親ロシア派のインフルエンサーたちがこの動画をX(旧Twitter)で拡散し、投稿されてから24時間で1,800万回の再生回数を記録した。

しかし、この動画は人工知能(AI)を使用したディープフェイク技術で作成されたもので、動画で主張されているブガッティ購入の取引は存在しなかった。ウクライナと戦争中のロシアがウクライナとゼレンスキー大統領ら指導部のイメージを損なうために行った世論操作の一環だと考えられている。

さらに2022年には、ゼレンスキー大統領が自国民に「武装を解除し、ロシア軍に武器を引き渡せ」と促す演説が公開され、大きな波紋を呼んだこともあった。

このように、ディープフェイク技術は日常生活に深く浸透し、世論操作などに利用されている。その他にも様々な犯罪に悪用されるなど、その副作用を懸念する声が高まっている。

アカデミー賞授賞式で映画制作へのAI活用をめぐる論争

先日2日(現地時間)に開催された第97回アカデミー賞授賞式で主演男優賞を受賞したエイドリアン・ブロディ氏も映画制作で使用されたAI技術をめぐり受賞資格に関する論争が激化している。

ブラディ・コーベット監督が手掛け、ブロディが主演した『ブルータリスト』と、アカデミー賞13部門にノミネートされたジャック・オーディアール監督の映画『エミリア・ペレス』では俳優の声の演技を補正する過程でAI技術が使用され、芸術性の評価をめぐる論争が起きた。AIの助けを借りた俳優の演技を純粋な芸術的成果と見なせるかが論争の焦点となっている。

今回の論争は映画などの映像芸術分野でAI技術の利用が拡大する中、その活用範囲をどこまで許容するかについて示唆を与える事例として注目されている。

一方、韓国でもAI活用が徐々に一般化しつつある。韓国コンテンツ振興院が2月28日に発刊した『2024映像産業白書』によると、2023年時点で18.4%の映像制作会社が制作過程にAIを導入していることが明らかになった。

KBSも4日、AIを活用した放送制作システムを本格的に導入すると発表した。KBSは19年ぶりに復活する伝統的なホラー物語シリーズ『伝説の故郷』を生成AIを活用したアニメーションとして制作し、災害報道にもAIを積極的に活用する計画だ。

業界ではAIを用いた映像制作による業務の生産性や効率性の向上に注目している一方、雇用減少の問題にも直面している。昨年、アメリカのハリウッドでは俳優と脚本家が映画制作に生成AI技術を使用する問題をめぐりストライキを行った。

引用:Newsis
引用:Newsis
川田翔平
CP-2023-0328@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[おもしろ] ランキング

  • 「女性ホルモン不要」タツノオトシゴのオス妊娠、世界が驚いた“性役割の反転”
  • 「見てみて、みんな私が生んだのよ!」7匹の子犬を見守る母犬の優しい笑顔に胸キュン
  • 驚異の10cmオープン…見る人を凍らせる“世界一の口”
  • 冬完全装備ワンちゃん、バーさんの愛情フルセットで寒波にも無敵
  • アルゼンチンで新伝説、過去記録を粉砕した487mソーセージ
  • 「トウモロコシ返して!」赤ちゃんの大泣きに、奪った犬が見せた“まさかの反応”とは?

こんな記事も読まれています

  • トヨタV8の最終進化か…2000GTとLFAが震えた新型GR GTの“禁断ハイブリッド”
  • ほぼ全ドライバーが知らない“長押しだけで生還できる”非常操作
  • 「日本の最後の砦が揺れた」中国がガソリン車まで奪取へ…2025年は逆転元年か
  • 「脱出“ゼロ秒”の罠」電動ドアが沈黙、炎上モデル3が示したEV最大の死角
  • 「金正恩になる気か!」トランプの“顔コイン”構想に民主党激怒「税金で私物宣伝か!」
  • 「政権転覆の兆し」米戦闘機2機がベネズエラ接近、トランプは“全面攻撃”に動くのか
  • 「戦争の本質を理解した唯一の指導者」…ラブロフがトランプ氏を絶賛!欧州との対立は“限界点”へ
  • 「日本は最も深刻な脅威」中国元高官、中露に“対日共同対応”を要求、軍事・外交緊張がさらに加速

こんな記事も読まれています

  • トヨタV8の最終進化か…2000GTとLFAが震えた新型GR GTの“禁断ハイブリッド”
  • ほぼ全ドライバーが知らない“長押しだけで生還できる”非常操作
  • 「日本の最後の砦が揺れた」中国がガソリン車まで奪取へ…2025年は逆転元年か
  • 「脱出“ゼロ秒”の罠」電動ドアが沈黙、炎上モデル3が示したEV最大の死角
  • 「金正恩になる気か!」トランプの“顔コイン”構想に民主党激怒「税金で私物宣伝か!」
  • 「政権転覆の兆し」米戦闘機2機がベネズエラ接近、トランプは“全面攻撃”に動くのか
  • 「戦争の本質を理解した唯一の指導者」…ラブロフがトランプ氏を絶賛!欧州との対立は“限界点”へ
  • 「日本は最も深刻な脅威」中国元高官、中露に“対日共同対応”を要求、軍事・外交緊張がさらに加速

おすすめニュース

  • 1
    有名タレント、“暴力団関与疑惑”を完全否定するも番組降板を選択「失望させてしまい申し訳ない」

    エンタメ 

  • 2
    【ギャップ全開】悪役イメージが一変!バラエティ出演で見せた“可愛すぎる素顔”?

    エンタメ 

  • 3
    毎月400時間超の過重労働? 人気芸人の元マネージャーが告白 怒号・私的雑用・未払いの実態とは

    エンタメ 

  • 4
    【微笑ましい】幼少期に渡米した歌手、夫婦ゲンカで韓国語が分からず「どういう意味?」

    エンタメ 

  • 5
    「本当にごめん、そしておめでとう」仲良し共演者の結婚式に参列できず謝罪…10年以上の友情を守る

    エンタメ 

話題

  • 1
    歌手の性暴力疑惑を提起した弁護士、人気YouTuber時代の“暴走”を告白「直接謝りたい」

    エンタメ 

  • 2
    有名女優の娘、3歳で生き分かれた母親について胸の内を告白「今後、会うかは分からない」

    エンタメ 

  • 3
    認知症の85歳父と涙の共演…「出会えて幸せだった」親子の絆にスタジオも号泣

    エンタメ 

  • 4
    母の闘病で極度のストレス…有名アナウンサー、急性喉頭炎で“2週間声が出なかった”過去を告白

    エンタメ 

  • 5
    圧倒的歌唱力を持つアイドル・NMIXX、初ワールドツアー決定!マドリードからLAまで11都市を駆け抜ける

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]