
中国では、牛の体重を増やしより大きな利益を得るために、強制的に水を注入する残酷な行為が再び物議を醸している。
中国の網易新聞は10月1日、広西チワン族自治区欽州市の牛商人であるファンさんが、最近購入した大型水牛の体重が10時間で100kg減少したと伝えた。
購入時、ファンさんは良質な牛を手に入れた喜びから動画を撮影するほど満足していたが、状況は一変した。
ファンさんによると、牛を檻に入れた直後から肛門から水が流れ出し、翌朝確認すると床に水が溜まっており、再度体重を測定したところ約100kgも減少していた。
その時初めて、販売前に牛へ強制的に水が注入されていたことに気づき、激しい怒りを表明した。
さらに、これまでにも水を注入された牛を見たことはあるが、今回のように数百kgもの水が注入されたケースは初めてだと述べ、「極めて残酷だ」と付け加えた。
実際、2024年9月には広東省東莞市で『生きた牛への強制水注入事件』が発覚している。当時、ある牛舎で商人たちが長さ2mの管を牛の口に押し込み、接続したホースを通じて約50リットルの水を強制的に注入していた。
牛たちは苦痛で身をよじったが、頭部が固定されていたため逃げることができず、咳や涙を流し、さらには泡を吐くなど、極度の苦痛に苛まれた。
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