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「痩せるか、追加料金払え」への反論…「飛行機が私に合わせるべき」プラスサイズの女性、空港で1人デモ

平野大地 アクセス  

「飛行機が私の体型に合わせるべき」プラスサイズ旅行インフルエンサーの主張

引用:Instagram「jaebaeofficial」
引用:Instagram「jaebaeofficial」

アメリカのあるプラスサイズ旅行インフルエンサーが「痩せるか、追加料金を払え」という批判に対し「変えるべきは人ではなくシステムだ」と反論した。

17日(現地時間)、イギリスの「デイリー・メール」によると、「JaeBae(ジェイベイ)」というニックネームで活動するインフルエンサー、ジェイリン・チェイニー氏(Jaelynn Chaney・28歳)が、大柄な体形の人々のために、航空会社が無料の座席を提供すべきだと主張した。

ジェイベイ氏は自身のSNSで、肥満恐怖症(ファットフォビア・肥満者への嫌悪)と闘う自分のための「GoFundMe(アメリカの営利目的のクラウドファンディングプラットフォーム)」の寄付を募り、請願書への署名を呼びかけた。

また、肥満のため車椅子を使用する自身を航空会社が拒否したとして、空港で大きなプラカードを掲げて1人デモを行った。

2023年、ジェイベイ氏は米国連邦航空局(FAA)に対し、航空会社がプラスサイズの顧客を保護すべきだと訴える請願を提出した。

当時、ジェイベイ氏は「プラスサイズの乗客が1席に座ることを強制されることや、他の乗客から嫌悪的な言葉や拒絶を受けたりするのは差別だ」とし、「プラスサイズの乗客に対する虐待を止め、権利を守る政策が必要だ」と訴えた。

ジェイベイ氏は現在まで、肥満恐怖症に立ち向かう動画を制作し、TikTok、YouTube、Instagramなど各種SNSで発信しながら、自身の意見を表明してきた。

「私の体は荷物ではない」

引用:Instagram「jaebaeofficial」
引用:Instagram「jaebaeofficial」

ジェイベイ氏は動画を通じて、スーツケースが重量制限を超えた場合に追加料金を支払うように、体重過多の人々も追加料金を支払うべきだという主張に対し、「私の体が荷物と同じ扱いを受けるのか」と反論した。「そもそも私のために設計されていない座席に(体を)合わせるためにダイエットするのは、私の義務ではない」と述べた。

また、比較的広いファーストクラスの航空券を購入すべきだという指摘に対し、「ファーストクラスは贅沢であり、解決策ではない」と述べ、「ファーストクラスですら、一部の人々には十分ではない」と説明した。

彼女は「中には、適切な座席がなければ飛行機に乗るのを諦めろと言う人もいる」としながら、「私のために作られていないという理由で、人生の一部を諦めることはできない」と主張した。

これに対し、ネットユーザーらはジェイベイ氏の主張を尊重しつつも、「健康のためにも体重を減らすべきだ」、「座席幅を広げるには限界がある」、「座席が広くなれば、低体重の成人や子どもにとって危険ではないか」など、様々な意見を述べた。

平野大地
editor@kangnamtimes.com

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