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米空軍、超音速爆撃機B-1Bを日本に電撃配備!対中・対北へ「即応圧力」強化のためか

平野大地 アクセス  

米、B-1B戦略爆撃機を日本に前進配備

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

米国の三大戦略爆撃機の一つであるB-1B戦略爆撃機が、米本土から日本国内の米軍基地に前進配備された。

20日、米インド太平洋軍司令部のウェブサイトによると、第9遠征爆撃飛行団に所属する複数のB-1B戦略爆撃機とその操縦士、支援要員らが、テキサス州ダイエス空軍基地を出発し、15日に青森県の三沢米軍基地に到着したという。

今回の配備は、世界中のどこへでも即時出撃できる米空軍の爆撃機任務部隊(Bomber Task Force, BTF)として、初めて日本に展開されたケースとなる。

米インド太平洋軍司令部は、「この配備は日本との安全保障協力を継続し、インド太平洋地域で生じるあらゆる課題に迅速かつ断固として対応が可能な連合の能力を強化するものだ」とし、「インド太平洋地域および同盟国、パートナーに対する米国のコミットメントを示すものである」と述べた。

B-1Bは、最高速度マッハ1.25、最大航続距離1万2000kmを誇る超音速戦略爆撃機だ。

核兵器は搭載していないものの、最大で57トンの兵装を積載でき、その能力はB-2(22トン)やB-52(31トン)といった他の米軍戦略爆撃機を上回る。そのため、B-1Bが朝鮮半島に展開されるたびに、北朝鮮が強く反応してきた経緯がある。

米国の戦略資産であるB-1Bが在日米軍基地に配備されたことは、北朝鮮への圧力だけでなく、中国をけん制する狙いもあると見られている。

これに先立ち、B-1B戦略爆撃機は15日、朝鮮半島上空にも展開され、米韓合同の空中訓練で使用された。トランプ政権発足後、B-1Bの朝鮮半島展開は2月20日に続き、それが2度目となる。

平野大地
editor@kangnamtimes.com

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