
ある温泉で未成年者の体を数回触ったとされる50代の外国人が逮捕されたと、19日(現地時間)ストレーツ・タイムズや新潟ニュースなどが報じた。
15日の報道によると、前日(14日)、地元警察に新潟県田上町の温泉旅館で未成年者が外国人の男から性的嫌がらせを受けたとの通報があったという。
18歳未満の少年である被害者側の証言によれば、容疑者は14日午後4時から5時頃、温泉施設で少年の生殖器を含む体を同意なく数回触ったとのことだ。
警察はシンガポール国籍の55歳の男性を容疑者として特定し、翌16日午後9時30分頃、新潟駅で逮捕した。
休暇を過ごすためシンガポールから日本に来ていた容疑者は警察の取り調べで「浴場から出るとき、座っていた少年の左肩に手を置いただけで、わいせつな行為はしていない」と容疑を否認していると伝えられている。
シンガポール人が日本の公衆浴場で不法行為を行ったとして容疑をかけられるのは今回が初めてではない。
在日シンガポール大使館で参事官を務めていたシンガポール人の50代の男が2024年2月、東京の公衆浴場の脱衣所でスマートフォンを使って中学1年生の少年の裸体を撮影したところを現場で発見され、東京地方裁判所で30万円の罰金を科され、シンガポール外務省から解雇されたことがある。