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2025年05月21日水曜日
ホームトレンド「Nintendo Switch 2」抽選販売の裏で転売急増、定価の2.6倍で出品…浮き上がった「規制のグレーゾーン」

「Nintendo Switch 2」抽選販売の裏で転売急増、定価の2.6倍で出品…浮き上がった「規制のグレーゾーン」

引用:任天堂

来月正式発売予定の「Nintendo Switch 2」がオンラインで高額転売され、物議を醸している。

18日、日本経済新聞(日経)によると、任天堂が8年ぶりに発売する次世代機種であるこの製品の国内の定価は4万9,980円である。しかし、楽天などのオンラインショッピングモールでは10万円を超える価格で取引されている。一部の販売者は12万8,000円という定価の2.6倍もの価格で販売している。

このような現象は、発売前に抽選方式で販売された製品が中古市場に出回ることで発生した。抽選に当選した消費者たちが高いプレミアムを狙ってゲーム機を転売するためにオンライン上に上がったものと見られる。

LINEヤフーはこの状況に対応し、「ヤフオク!」など自社プラットフォームでも発売前製品の出品行為を禁止し、アカウント停止などの厳しい措置を取る可能性があると警告文を掲載した。

しかし、現行法では転売が禁止されている品目は有料コンサートチケットなど一部に限られ、ゲーム機などの電子製品は規制対象外である。

日経は過去のニンテンドースイッチやソニーの「プレイステーション5」発売時にも同様の転売現象が発生したと伝えた。同紙は「転売と中古取引の境界を明確に区別することは難しいだけではなく、一括規制した場合、二次流通市場自体を否定する恐れがある」と指摘した。

Nintendo Switch 2は、既存モデルよりディスプレイが大きくなり、ストレージ容量が大幅に向上したのが特徴だ。任天堂は2026年3月までにこの機器を1,500万台販売するという目標を立てている。

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