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2025年05月22日木曜日
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【仮想通貨】リップル、再び下落トレンド入り?…上昇再開には「ある条件」が必要

暗号資産リップル(XRP)の価格が、最近2.45ドル(約351円)の抵抗線を下回り、再び下落基調に転じた。

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

暗号資産メディア「ニュースBTC」などの報道によると、XRPは2.45ドルを下回り、2.40ドル(約344円)、2.35ドル(約337円)の支持線も割り込んだ。下落は2.2848ドル(約327円)で底を打った後、反発に転じて2.32ドル(約333円)および2.350ドル(約337円)を再び上回ったという。

20日午後4時(日本時間)時点で、XRPの価格は2.35ドルを上回る水準で推移しており、100時間単純移動平均線(SMA)を超えている。

また、2.449ドル(約350円)の高値から2.2848ドルの安値までの下落幅に対する50%フィボナッチ・リトレースメントレベルも突破しており、これはテクニカル面での反発材料と解釈されている。

ただし、短期的には2.40ドル付近に下降トレンドラインが形成されており、上昇を抑制する可能性がある。このトレンドラインはXRP/USDの1時間足チャートにおいて主要な抵抗線として機能しており、2.42ドル付近の76.4%フィボナッチ・リトレースメント・レベルとも一致する。

今後、上昇が続く場合、2.42ドルを明確に突破しなければ、次の目標である2.50ドル(約359円)の抵抗線に到達できない。さらなる上昇があれば、2.60ドル(約373円)、2.65ドル(約380円)、短期的には2.68ドル(約384円)への上昇も可能とみられる。より強い抵抗は2.80ドル(約402円)付近に存在すると予想されている。

一方、2.42ドルを突破できなかった場合、再び下落に転じる可能性がある。この場合、最初の支持線は2.35ドルで、次の主要な支持線は2.320ドル(約333円)となる。これらの支持線も崩れた場合、価格は2.20ドル(約315円)まで急落する可能性があり、短期的には2.12ドル(約304円)付近まで下落する可能性もあると指摘されている。

テクニカル指標を見ると、1時間足のMACDは弱気圏で勢いを失っている。一方でRSIは50を上回っているものの、まだ明確な方向性は示していない。

XRPの短期的な動向は2.42ドル突破の可否にかかっており、これを超えられない場合、短期的な下落は避けられない可能性がある。

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