17.6 C
Tokyo
2025年05月24日土曜日
ホームニュース【また中国の海上暴力!】中国海警、南シナ海でフィリピン船に放水と攻撃...主権侵害が常態化

【また中国の海上暴力!】中国海警、南シナ海でフィリピン船に放水と攻撃…主権侵害が常態化

「研究用の砂を採取中に攻撃…民間人の生命を脅かし、船舶損傷」

引用:MBC
引用:MBC

22日、AFP通信やロイター通信によると、フィリピン水産庁(BFAR)は前日、中国海警局の船舶が南シナ海スプラトリー諸島内の「サンディ・ケイ岩礁」付近で研究用の砂を採取していたフィリピン政府の船2隻を攻撃したと発表した。

水産庁は「中国海警船が放水銃を発射し、船舶に体当たりして民間人の生命を脅かした」と主張した。

水産庁は、中国がサンディ・ケイ岩礁付近で放水銃を使用したのは今回が初めてで、中国の違法行為により船舶が損傷したと付け加えた。

中国外交部のマオ・ニン報道官はフィリピンの主張する衝突については把握していないとし、「中国海警は常に規定に従って法を執行している」と述べた。

サンディ・ケイは南シナ海におけるフィリピンの最重要前哨基地であるティトゥ島近くに位置する。フィリピンはティトゥ島を通じて中国軍の動きを監視しているとされる。

両国は最近、サンディ・ケイを巡って対立を深めてきた。

中国中央テレビ(CCTV)は先月、自国の海警隊員4名がサンディ・ケイ岩礁で中国の国旗を掲げている姿を公開し、「中国が海洋管理を行い、主権に基づく管轄権を行使した」と報じた。

フィリピンは、サンディ・ケイを占拠したという中国の主張は虚偽だと反論し、中国海警と同様の姿勢で南シナ海の岩礁で自国の国旗を掲げた写真を公開した。

中国は南シナ海にU字型の9本の線(九段線)を引き、海域の90%が自国の領海だと主張し、周辺国との摩擦を引き起こしてきた。

特に中国海警船がフィリピン船に放水銃を発射するなど、フィリピンとの間で物理的な衝突も発生している。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください