横断歩道でスカート内を盗撮…即座に発覚し「現場制裁」
人通りの多い横断歩道で、ショッピングバッグの上にスマートフォンを置いてスカート内を盗撮しようとした大学生の男が、被害女性の男性友人たちに取り押さえられる事件が発生した。
16日(現地時間)、マレーシア現地メディア『SAYS』によると、20代の男が横断歩道を渡っていた女性のスカートの中をこっそり撮影しようとしたところ、被害者の男友達に現場で発見された。

マスクで顔の大部分を覆っていた容疑者はその場で取り押さえられ、逃走を試みたが、友人たちが素早く対応。首にヘッドロックをかけられた状態で身動きを封じられた。
男は何度も逃げようとしたが、女性の友人たちは彼を角へと追い詰め、携帯電話を奪取。その場でマスクを外して素顔を晒し、スマホのロック解除を要求して証拠を確認した。

やがて警察が到着し、容疑者は泣きながら逮捕された。捜査の結果、押収されたスマートフォンには約500GBに及ぶ盗撮映像が保存されていたという。
被害女性はその後、SNSに事件の詳細を投稿。「友人たちをヒーローに仕立てたいわけではなく、犯人が大学生である事実を広め、これ以上の被害を防ぎたかった」と意図を説明した。
さらに、「友人たちが力を使ってスマホを奪ったことで法的に問題になるのではと心配したが、警察は『明確な犯罪があれば処罰されない可能性が高い』と話していた」と付け加えた。
現在、警察はこの事件の他にも被害者がいる可能性があるとみて捜査を拡大している。