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2025年06月25日水曜日
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【仮想通貨】トランプの中東和解発表でビットコイン10万5,000ドル回復、イーサリアム・リップルも約7%続伸

イーサリアム7.94%高、リップル6.52%高

トランプ「イスラエル・イランの休戦で和解」

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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米国によるイラン核施設攻撃を受け、10万ドル(約1,454万2,471円)を割り込んでいた暗号資産の代表格ビットコインが、イランとイスラエルの休戦和解のニュースを受け、23日(現地時間)に10万5,000ドル(約1,526万9,595円)を回復した。

暗号資産の価格情報サイト「コインマーケットキャップ」によると、同日午後8時30分(米東部時間・日本時間24日午前9時30分)時点で、ビットコインは24時間前比4.48%高の10万5,267ドル(約1,531万3,787円)で取引されている。

今回の価格上昇の背景には、ドナルド・トランプ米大統領が、イスラエルとイランの休戦合意を伝えたことがあるとみられている。

トランプ大統領は同日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「イスラエルとイランが完全かつ全面的な休戦で和解した」と投稿した。「24時間後、世界は12日間の戦争の公式な終結を祝うことになる」と述べた。

ビットコインは21日、イラン核施設に対する米国の攻撃を受けて地政学的リスクが高まり、約1カ月半ぶりに10万ドル台を割り込んでいた。

しかし、その後価格は徐々に反発し、10万ドルの大台を回復。さらに10万5,000ドルも突破した。

一方で、同日イランがカタール国内の米軍基地に報復攻撃を行ったとのニュースで、再び10万ドルの大台が脅かされたが、その影響は限定的で再び上昇に転じた。

同時刻、時価総額2位のイーサリアムは7.94%高の2,406ドル(約35万円)、XRP(リップル)も6.52%高の2.14ドル(約311円)で取引された。

そのほか、ソラナが8.56%高の143.60ドル(約2万890円)、ドージコインも7.60%高の0.163ドル(約23円)を記録するなど、仮想通貨全般が一斉に反発した。

仮想通貨専門メディア「コインテレグラフ」は「ビットコイン価格は中東紛争がまもなく終結するとの楽観論から、さらなる下落を回避した」と分析している。「一部のアナリストはビットコイン価格の上昇が続くと予想しており、年末までに15万ドル(約2,182万1,350円)に到達するとの見通しを示している」と伝えた。

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