
中国の若者が、強い日差しと猛暑をしのぐために蓮の葉で即席マスクを作り、着用した動画がSNSに投稿され話題を呼んでいる。
中国の地元メディア「長遠視訊」によると、22日(現地時間)、民宿を営むシャオインさんが20日に自ら撮影した映像を公開したものだという。映像には、蓮の葉で作ったマスクを装着し、池のほとりを歩くシャオインさんの姿が映っている。目と口の部分に穴を開け、長い茎がまるで「ピノキオの鼻」のように突き出した独特のデザインだ。
シャオインさんは同メディアのインタビューで「当初はフェイスパックを貼ったまま外出しようと思ったが、家の近くに蓮の葉がたくさんあったので即興で作ってみた」と説明した。「毎日無料で手に入るうえ再利用もでき、日除け効果も抜群だ」と笑顔で語った。
さらに宿泊客の分ももう一つ作ったという。「今は顔だけ白く、他はすっかり日焼けしてしまった」と苦笑しながら、「つばの広い麦わら帽子に紐を付けて被るとフィット感も良く、遮光効果も高かった」と手応えを口にした。
動画を見たネットユーザーの反応はさまざまだ。「まさに本物のエコ」、「ジブリ映画に出てきそう」、「効果があるなら試してみたい」といった肯定的な声が多い一方で、「奇妙で少し怖い」、「衛生面が心配」といった指摘も上がっている。

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