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2025年07月04日金曜日
ホームトレンド成田行き「ボーイング737-800型」旅客機、高度1万1,000mから3,200mへ急降下!機内は酸素マスク自動降下で恐怖の絶叫地獄に

成田行き「ボーイング737-800型」旅客機、高度1万1,000mから3,200mへ急降下!機内は酸素マスク自動降下で恐怖の絶叫地獄に

中国・上海浦東国際空港を出発し、東京・成田国際空港に向かっていた旅客機が、飛行中に高度1万1,000mから3,200mまで急降下するという衝撃的な事故が発生した。

香港のネットメディア「香港01」など中華圏メディアによると、先月の30日(現地時間)午後5時49分、上海浦東国際空港を離陸したスプリング・ジャパンのIJ004便が、離陸約1時間後、高度1万1,000mから3,200mまで急降下する事態に見舞われた。

レーダー記録によると、急降下は10分間続いた。旅客機の気圧調整システムの異常が原因とみられる。結局、旅客機は大阪・関西国際空港への引き返しを決定し、午後7時50分頃に同空港に緊急着陸した。乗客・乗員143名全員の無事が確認された。負傷者はいないとされるが、国土交通省は事故原因の調査に乗り出した。

スプリング・ジャパンは、中国の春秋航空が2012年に設立した日本法人だ。また、IJ004便は最近様々な事故で物議を醸しているボーイング社の737-800型機であり、不安を増幅させた。

乗客らが日本到着後SNSに投稿した映像や写真には、客室気圧の急激な低下で酸素マスクが自動で作動するなど、当時の緊迫した混乱状況が生々しく映し出されている。乗客らは「耳が詰まり、突然酸素マスクが落ちてきて、機内が一瞬にして恐怖に包まれた」と証言した。また「客室乗務員も涙ぐみながら乗客を案内していた」という。

国土交通省は航空会社に報告を求めるとともに、追加点検と再発防止策の策定を指示した。春秋航空は「機体の異常により大阪に安全に着陸した」と説明し、7月1日予定のIJ003・IJ004便の運航取り止めを発表した。事故機に搭乗していた乗客には無料での変更・払い戻しを案内した。

今回の事故を受け、航空安全への懸念が再燃している。専門家は「気圧装置など重要部品の定期点検と、パイロットの対応マニュアル強化が必要」と指摘している。

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