
【引用:TikTok@vanderlei_rabi】川の真ん中に現れた子ジャガーが、釣りをしていた人々の助けを借りて無事に川を渡ったと、米国の動物メディア「ザ・ドードー」が今月28日(現地時間)に報じた。

【引用:TikTok@vanderlei_rabi】今月初め、ヴァンデルレイ・ラビ氏とその友人たちは、ブラジル・パンタナール湿地帯の川で釣りを楽しんでいた。ボートに乗って岸へ戻る途中、彼らは水中でカピバラと思われる動物を発見したという。

【引用:TikTok@vanderlei_rabi】ラビ氏は同メディアのインタビューで、「ボートを操縦していた人に、あそこへ行ってほしいと頼んだ」と語り、「近づいてみると、それはカピバラではなかった」と当時の状況を振り返った。彼らの目の前に現れたのは、水の中で必死に泳いでいた1頭の子ジャガーだった。

【引用:TikTok@vanderlei_rabi】近くの川岸を見つめていたラビ氏は、母ジャガーが他の子どもたちを連れて水から上がる姿を目にした。おそらくこの子ジャガーは、母親や兄弟たちと一緒に泳いでいるうちに、はぐれてしまったようだった。

【引用:TikTok@vanderlei_rabi】体力を失って家族のもとへ戻れなくなるのではないかと心配したラビ氏と友人たちは、子ジャガーを助けることにした。

【引用:TikTok@vanderlei_rabi】彼らは釣り網を使って、疲れ切った子ジャガーを引き上げ、近くの岸まで運んだ。到着した子ジャガーは混乱していたのか、網にしがみついたままだった。

【引用:TikTok@vanderlei_rabi】ラビ氏と友人たちは、近くにいると思われる母ジャガーや他の子どもたちを刺激したり驚かせたりしないよう、素早くその場を離れた。ラビ氏は「助けることができて本当に素晴らしい気持ちだった」と語っている。この日のラビ氏らの行動は、生物学者のエンリケ・アブラアン・シャール氏からも称賛された。シャール氏は、彼らの介入が適切だったと評価した。ジャガーは泳ぎが得意だが、この子は実際に困難な状況にあったように見えたという。ただし、多くの場合、必ずしも救助が必要というわけではないため、野生動物を救助する前には慎重な判断が必要だと付け加えた。

【引用:Pixabay】また彼は、子ジャガーが母親と再会できる確率は90%以上だと説明した。ブラジルの日刊紙『G1 Globo News』とのインタビューで、シャルレス氏は「ジャガーは嗅覚に非常に優れ、聴力や視力も優れている」と述べ、「子ジャガーは独特の鳴き声を持ち、母親が見つけ出すと、その鳴き声で母親に応える」と話した。さらに「彼らは互いにコミュニケーションを取ることができる」とし、「子が母親を呼べば、母親がその子を見捨てることはない」と付け加えた。
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