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2025年07月09日水曜日
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【報復攻撃】イスラエル「イランと同様の扱いをする」イエメン・フーシ支配の港湾を一斉空爆し強硬警告

引用:Newsis
引用:Newsis

イスラエルは6日夜(現地時間)、イエメン紅海沿岸の港湾への爆撃を開始し、攻撃を継続している。標的はホデイダ州西部の港を中心とする。

イスラエル軍はソーシャルメディアX(旧Twitter)で緊急避難命令を発出後、直ちに爆撃に移行した。現地目撃者によると、ホデイダ港のほかイエメン西部沿岸各地でも空襲が行われたという。

カッツ国防相は6日、「今回の攻撃はフーシ派の拠点であるホデイダ、アス・サリフ、ラス・イサ、ラス・カティーブ発電所、そして2023年11月にフーシ派が拿捕した船舶『ギャラクシーリーダー号』を標的とした」と発表した。イスラエル軍は、これらが「フーシ派がイランから輸送した武器を保管し、イスラエルおよび同盟国への攻撃作戦に使用していた拠点だ」と強調した。

また「ギャラクシーリーダー号」について、カッツ国防相は「紅海の船舶を追跡するレーダーシステムを搭載しており、今後も軍事目的で使用される可能性が高いため攻撃対象とした」と説明した。さらに「イエメンは今後、テヘランと同様の扱いを受けることになるだろう」と警告した。

国防相は「イスラエルを害そうとする者は必ず報いを受ける。イスラエルに手を出す者がいれば、その手を切り落とす」と述べ、「フーシ派は今後、自らの行動に対して重い代償を払い続けることになる」と強調した。

同日、これに先立ちフーシ派が発射したミサイル1発によりイスラエル南部で空襲警報が鳴ったが、イスラエル軍は防空網で迎撃し、被害はなかったと発表した。フーシ派は、このミサイルがテルアビブ近郊のベングリオン国際空港を標的とした極超音速ミサイルだったと主張している。

イスラエルは最近数か月間、イエメン国内の主要港湾やインフラへの爆撃を続けている。フーシ派もガザ地区のパレスチナ人との連帯を掲げ、イスラエルへのミサイル攻撃を繰り返している。

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