暗号資産リップル(XRP)は、2.20ドル(約321円)の支持線で反発し、短期的な上昇トレンドを維持している。

ニュースBTCなどの報道によると、現在注目すべき水準は2.28ドル(約333円)だ。相場はこの水準付近で短期的な収束する三角形パターンを形成しており、これを明確に突破すれば、一段の上昇余地が見込まれるという。
最初の重要な抵抗線は2.285ドル(約334円)で、これは直近の下落からの76.4%戻しに相当する。この水準を突破すれば、次の抵抗線は2.32ドル(約339円)となり、その後も上昇が続けば、2.35ドル(約343円)、2.40ドル(約350円)、さらには2.42ドル(約353円)まで上昇する可能性がある。その先の主要な抵抗線は2.50ドル(約365円)と予想される。
ただし、2.285ドルの抵抗線を突破できなければ、調整局面に入る可能性もある。初期の下落時の支持線は2.26ドル(約330円)で、次の重要な支持線は2.232ドル(約326円)だ。2.232ドルを下回り、終値ベースでもこの水準を割り込むと、価格は再び2.20ドル(約321円)の支持線まで押し戻される可能性があり、さらに2.15ドル(約314円)付近が次の下値目標となりうる。
テクニカル指標も上昇トレンドを裏付けている。
時間足ベースのMACDは現在、強気圏内で上昇傾向を示しており、相対力指数(RSI)も50を上回り、買い圧力が優勢であることを示している。
今回の動きでXRPが2.285ドルを突破できれば、短期的なトレンドは明確に上昇に転じたと判断できる。一方、この抵抗線で繰り返し跳ね返される場合、市場は再び弱気相場に転じる可能性があることにも注意が必要だ。
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