28 C
Tokyo
2025年07月09日水曜日
ホームK-POP1,4000円払って“画面だけ観覧”…BLACKPINK視界ゼロ席問題でYG謝罪

1,4000円払って“画面だけ観覧”…BLACKPINK視界ゼロ席問題でYG謝罪

引用:オンラインコミュニティ
引用:オンラインコミュニティ

YGエンターテインメントが、ガールズグループBLACKPINKのコンサートにおいてステージが全く見えない座席があったとの指摘を受け、謝罪するとともに該当観客に対し返金対応を行うことを明らかにした。

YGエンターテインメント(以下YG)は7日「先週末に行われたBLACKPINKのコンサートにおいて、N3席からステージの視野が遮られ、観覧に支障があったことについて深くお詫び申し上げます」と公式コメントを発表した。

問題が指摘されたのは、去る5日と6日に韓国の京畿道(キョンギド)・大化洞(デファ洞)にある高陽(コヤン)総合運動場主競技場で開催されたBLACKPINKのワールドツアー「DEADLINE」での出来事だった。該当する座席からは、ステージ正面が完全に遮られていたという声が上がったのだ。

問題となったN3区域の前方には、音響や照明の制御卓(コンソール)が設置されていた。YGはその背後にLEDスクリーンを設置したが、このスクリーンがコンソールだけでなく、ステージ全体をも覆い隠し、公演をほとんど見ることができなかったとの指摘が相次いだという。

特にこの席は「B席」として、13万2,000ウォン(約1万4,000円)で販売されていた。9万9,000ウォン(約1万500円)の視界制限席よりも高額だったとされている。これに対し、ネットユーザーたちは「視界なし席」「視界断念席」などと揶揄される事態にまで発展した。

「レビューも何も、ただ何も見えなかった」「視界制限席より高い料金を取っておきながら、メインステージが全く見えないとはどういうことだ」といった観客からの批判が殺到し、YGは最終的に返金を決定した。

YGは「該当区域の前方に設置されたコンソールによって視界が遮られる問題を改善するため、LEDスクリーンを追加設置するなどの措置を講じましたが、結果として不便をおかけすることになってしまいました」と説明した。

さらに「該当区域に関して不便を申し出てくださったお客様には、後続対応を進める予定です。今後はよりきめ細やかに観覧環境に配慮し、より良い公演体験を提供できるよう最善を尽くしてまいります」と述べた。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください