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【15年闘ったがんに勝利】7歳から闘病の青年が懸垂でがん克服、チャンピオンになるまでの奇跡の物語

望月博樹 アクセス  

7歳から頭頸部がんと闘い、懸垂で克服した青年の感動ストーリー

7歳の時から頭頸部がんを患っていた20代の男性が、懸垂運動で長い闘病生活を乗り越えた話が話題を呼んでいる。

「懸垂チャンピオン」として知られるキム・ドンホさん(23)がその主人公だ。キムさんは昨年9月、ソウルの光化門(クアンファムン)で開催された自重トレーニング大会の懸垂部門で、鍛え抜かれた競争相手を抑えて優勝し、注目を集めた。

最近、ソウル峨山(アサン)病院のYouTubeチャンネルで、キムさんの物語を収めた動画が公開された。それによると、キムさんは7歳の時に口内が腫れ、忠清南道(チュチョンナンド)瑞山(ソサン)市近くの病院を受診した。

引用:YouTube @서울아산병원(ソウルアサン病院)
引用:YouTube @서울아산병원(ソウルアサン病院)

小児科と歯科を経て耳鼻咽喉科でCT検査を受け、大病院への受診を勧められた。そこで頭頸部脂肪肉腫という希少がんと診断された。

脂肪細胞から発生するこの腫瘍は口と首の部分にでき、1回の手術で完治すると予想されていたが、再発を繰り返した。

神経と血管が密集した部位に腫瘍があったため、手術の難度も高く、結局、当時通院していた病院は治療を断念した。

絶望から希望へ、運動で見出した新たな人生

最後の望みを託して2014年1月、ソウルアサン病院を訪れた時、キムさんの顔はすでに5回の手術で大きく損傷していた。

小児青年腫瘍血液科のコ・ギョンナム教授は「ドンホ君が病院に来た時、すでに5回も手術を受けていたため、外見的にも顔がかなり損傷しており、非常に疲れ切った様子だった。何としても助けたいと思った」と当時を振り返った。

ソウルアサン病院では、耳鼻咽喉科、形成外科、放射線腫瘍科など複数の診療科が協力し、手術と抗がん剤、放射線治療を行ったが、腫瘍は再発を繰り返した。

肥大した腫瘍が顔の骨を押し上げ、神経が損傷し、顔の右側に麻痺症状も現れた。

キムさんはこの闘病生活に疲弊してしまった。

キムさんは「顔が腫瘍で腫れているため、通行人が皆じろじろ見てきた。感覚がなく、食べ物が顔に付いてしまい、外食を気軽にできなかった。外見についての指摘や質問も数多く受けた」と語った。

さらに「自分がいなくなれば、母、父、姉が少しは幸せになれるのではないかと思い、屋上の手すりにぶら下がったこともある」と当時を回顧した。

そんな金さんに母親は「決してお前のせいではないし、お前がいなくなっても家族は絶対に幸せにはならない」と諭した。

キムさんはこの一言で心を入れ替えた。

恐怖に支配されたとき、キムさんは「立ち止まる」のではなく「毎日の勇気」を選んだ。高校1年生の時、体育教師が見せてくれた動画には、身体障害を運動で克服した人の話が含まれていた。

それをきっかけに、彼は運動でがんを克服する決意を固めた。自宅のドアに鉄棒を設置し、毎日1〜2時間懸垂の練習に励んだ。

苦痛を乗り越え、チャンピオンへ

引用:キム・ドンホさんのSNS
引用:キム・ドンホさんのSNS

筋力トレーニングを始めてから、キムさんの体格は大きくなり、精神的にも回復した。驚くべきことに、腫瘍の成長速度も鈍化し、抗がん剤と薬物治療が不要になった。

現在は年に1回程度の腫瘍除去手術を受ける程度にまで状態が改善された。

2020年7月、キムさんは顎の手術を控えた前日、オンライン懸垂大会の開催を知り、参加動画を提出した。

手術翌日、彼は病床で大会優勝の知らせを受け取った。

キムさんの父親は「本当に嬉しかった。言葉では言い表せないほどだ。ドンホが優勝する姿を一人で100回以上見返したような気がする。痛みに耐え、あれほどの成果を出すまでにどれほどの苦痛と困難があっただろう。本当に誇らしく、私も多くのことを学んだ」と語った。

キムさんは闘病中の多くの人々に希望を与えている。

引用:YouTube @서울아산병원(ソウルアサン病院)
引用:YouTube @서울아산병원(ソウルアサン病院)

彼は「軽い気持ちで続けられるものではない。80回、90回と懸垂の回数を積み上げ、いつか世界レベルに達するという夢を持ち、胸を張って、今のように希望に満ちた姿をたくさん見せ、前向きなメッセージを伝える人になりたい」と語った。

さらに「僕以上に苦しんでいる患者さんが必ずいるはずだ。絶対に諦めないでほしい。必ず治ると僕は信じている。一緒に頑張ろう」と付け加えた。

 

望月博樹
editor@kangnamtimes.com

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