22.6 C
Tokyo
2025年07月11日金曜日
ホームニュース【紅海の危険信号】中国軍がドイツ軍機にレーザー照射…EU作戦現場が騒然となる

【紅海の危険信号】中国軍がドイツ軍機にレーザー照射…EU作戦現場が騒然となる

引用:ニューシス
引用:ニューシス

中国軍が紅海上空で任務中だったドイツ軍用機にレーザーを照射したことが発覚した。

8日(現地時間)、ドイツ外務省はX(旧Twitter)で、中国軍がEUのアスピデス作戦に参加していたドイツ機を狙いレーザーを照射したと明かし、ドイツ国民の安全を脅かし作戦を妨害する行為は決して容認できないと強く非難した。

外務省は直ちに在ドイツ中国大使を呼び出して抗議した。

アスピデス作戦はイエメンの反政府武装組織フーシによる攻撃から商船を守るため、EU加盟国が紅海で展開している共同軍事作戦で、ドイツは最大700人の兵士を派遣している。

ドイツ国防省によると、通常任務中のマルチセンサープラットフォーム(MSP)航空機が、同海域で度々目撃されていた中国軍艦から事前通告なしにレーザーを照射された。機内にはドイツ兵が搭乗していた。

独公共放送ドイチェ・ヴェレは、照射されたレーザーが兵器か誘導システムかは不明としつつ、乗員は予防措置として飛行を中止し、ジブチの基地に無事帰還したと伝えた。

中国軍による類似の事例は今回が初めてではない。2020年には米太平洋艦隊が、グアム西方の公海上空を飛行していた米海軍哨戒機に対し、中国軍艦がレーザーを照射したと発表している。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください